まいにちポップス(My Niche Pops)

令和初日から毎日、1000日連続で1000曲(せんきょく)を選曲(せんきょく)しました。。。古今東西のポップ・ソングのエピソード、洋楽和訳、マニアックなネタ、勝手な推理、などで紹介しています。キャッチーでメロディアスなポップスは今の時代では”ニッチ”なものになってしまったのかなあとも思いますが、このブログを読んでくださる方の音楽鑑賞生活に少しでもお役に立てればと願っています。みなさんからの追加情報や曲にまつわる思い出などコメントも絶賛募集中です!text by 堀克巳(VOZ Records)

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「オール・サマー・ロング(All Summer Long)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1964)

おはようございます。 8月も今日で終わりですので、名残を惜しんでまたまたビーチ・ボーイズの曲にしました。 All Summer Long (Remastered) ”キミの家の外に停めた車の中で座ってる キミはブラウスにコーラを全部こぼしたことがあったね Tシャツ、カット・…

「グッド・ヴァイブレーション(Good Vibrations)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1966年)

おはようございます。 今日はザ・ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」。 GOOD VIBRATIONS (HD) THE BEACH BOYS I-I love the colorful clothes she wearsAnd the way the sunlight plays upon her hairI hear the sound of a gentle wordOn th…

「サーフズ・アップ(Surf's Up)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1971)

おはようございます。 今日はビーチ・ボーイズの「サーフズ・アップ」です。 Surf's Up (Remastered 2009) A diamond necklace played the pawnHand in hand some drummed along, ohTo a handsome mannered baton(Bygone, bygone) A blind class aristocracy…

「フォーエヴァー(Foever)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1970)

おはようございます。 今日はザ・ビーチ・ボーイズの「フォーエヴァー」です。 The Beach Boys - Forever ” もし僕が話す言葉のひとつひとつが 君を笑わせることができるなら 永遠にしゃべり続けるよ(愛する君と一緒に) 僕たちが今持っているものだけでい…

「波乗りジョニー」桑田佳祐(2001)

おはようございます。 今日は桑田佳祐の「波乗りジョニー」です。 桑田佳祐 – 波乗りジョニー(Full ver.) 桑田佳祐ほどの才能をしても、単純明快でワクワクするようなポップ・チューンはそう簡単に書けないのかもしれません(もちろん、他のアーティストに…

「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」桑田佳祐(1987)

おはようございます。 今日は桑田佳祐がソロで初めてリリースした曲「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」です。 桑田佳祐 – 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE) (Full ver.) 彼のことを日本のポップスの”顔”と言っても誰も異論がないと思いますが、彼自…

「魔法をおしえて」Ayane Yamazaki(2020)

おはようございます。 今日は今月(8月)にリリースされたばかりの日本の楽曲をピックアップしました。 Ayane Yamazakiの「魔法をおしえて」。 魔法をおしえて この曲に関するネットのニュースを見ると ”シティポップ80年代幻の名曲「魔法をおしえて」のカバ…

「潮騒 (THE WHISPERING SEA)」山下達郎(1978)

今日は山下達郎の「潮騒」です。 山下達郎・潮騒 この曲は彼の三枚目のオリジナル・アルバム「GO AHEAD」(1978)に収録されていた曲です。僕はシングル「愛を描いて –LET'S KISS THE SUN-」のB面の曲として知りました。 この当時の彼はレコードが全く売れず…

「勝手にシンドバット」サザン・オールスターズ(1978)

おはようございます。 今日はサザンの「勝手にシンドバット」を。 www.youtube.com 「勝手にシンドバット」をリアルタイムで聴いた人には、タイトルが沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンク・レディの「渚のシンドバット」を合わせたものだということはすっ…

「Mr.サマータイム(ミスター・サマータイム)」サーカス(1978)

おはようございます。 今日はサーカスの「Mr.サマータイム」を。 Mr. サマータイム - サーカス この曲は1978年のカネボウの夏のキャンペーンソングとして大ヒットしました。 この頃は、資生堂とカネボウの2大化粧品会社のCMソングというのが、”最も売れるCM…

「浅い夢」来生たかお(1976)

おはようございます。 今日は来生たかおのデビュー曲「浅い夢」を。 夏の歌① 浅い夢/ 来生たかお 椎名林檎(兄の椎名純平にこの曲を薦めてカバーさせた)、小林武史(この曲の入ったアルバム「浅い夢」を自身の選ぶ名盤の一つにリストアップしている)など…

「二人の夏」愛奴(1975)

おはようございます。 今日は浜田省吾が在籍していたポップ・グループ”愛奴”の「二人の夏」です。 しかし、動画がなかったので、浜田省吾のちにセルフカバーしたヴァージョンで。 www.youtube.com この曲の印象的な間奏に使われているのは、ザ・ビーチ・ボー…

「マシュ・ケ・ナダ」(Mas que nada))」セルジオ・メンデス(1966)

おはようございます。 今日もブラジルの曲。「イパネマの娘」にも負けないほど有名な「マシュ・ケ・ナダ」です。 Mais Que Nada そして、この曲を作ったのはジョルジ・ベン。1963年に発表しています。 Jorge Ben- Mas, Que Nada!-1963.wmv 「マシュ・ケ・ナ…

「サマー・サンバ(ソー・ナイス)」ウォルター・ワンダレイ(1966)

おはようございます。 今日はボサノヴァのインスト曲としては最大のヒットといわれるウォルター・ワンダレイの「サマー・サンバ」です。 Walter Wanderley - Summer Samba (So Nice) オリジナルはマルコス・ヴァーリが1964年にリリースした「Samba De Verão …

「アントニオの歌(Antonio's Song)」マイケル・フランクス(1977)

おはようございます。 今日もボサノヴァを(アメリカ産ですが)。アントニオ・カルロス・ジョビンに捧げた曲、マイケル・フランクスの「アントニオの歌」です。 Michael Franks - Antonio's Song/The Rainbow (from "Sleeping Gypsy.") ********************…

「想いあふれて(Chega de Saudade)」ジョアン・ジルベルト(1958)

おはようございます。 今日はボサノヴァの起源とされている楽曲「想いあふれて」を。昨日取り上げた「イパネマの娘」同様、作詞はヴィニシウス・ヂ・モラエス、作曲はアントニオ・カルロス・ジョビンです。 www.youtube.com Vai minha tristezaE diz a ela q…

「イパネマの娘(The Girl from Ipanema)」スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルト(1964)

おはようございます。 今日はボサノヴァの代名詞「イパネマの娘」です。 www.youtube.com ”見てごらん なんて美しんだろう 優雅さがあふれている ほら、あの娘さ こっちに向かってきて 通り過ぎてゆく 体をやさしくスウィングさせながら 海に向かっているん…

「ジャマイカの月の下で(Under The Jamaican Moon)」ニック・デカロ(1974)

おはようございます。 昨日に続いてスティーヴン・ビショップの曲を。 彼には「オン・アンド・オン」以前にも”ジャマイカもの”の歌があります。それが、ニック・デカロの「ジャマイカの月の下で」。 Nick DeCaro - Under The Jamaican Moon (1974) *********…

「オン・アンド・オン(On and On)」スティーヴン・ビショップ(1977)

おはようございます。 今日はスティーヴン・ビショップの「オン・アンド・オン」です。 Stephen Bishop : On And On Down in JamaicaThey got lots of pretty womenSteal your moneyThen they break your heartLonesome Sue, she's in love with ol' SamTake…

「ユア・サマー・ドリーム(Your Summer Dream)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1963)

今日はビーチ・ボーイズ、初期の隠れた名曲「ユア・サマー・ドリーム」です。 Your Summer Dream (Remastered 2001) Drive your car down to the seaAll the while you build a schemeTake her hand and walk on with herMake it real, your summer dream Sm…

「ホット・ファン・イン・ザ・サマー・タイム(Hot Fun In The Summertime)」スライ&ザ・ファミリー・ストーン(1969)

おはようございます。 今日はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「ホット・ファン・イン・ザ・サマー・タイム」です。 Sly & The Family Stone - Hot Fun in the Summertime (Official Audio) End of the spring and here she comes backHi, hi, hi, hi the…

「ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズ(Girls in Their Summer Clothes)」ブルース・スプリングスティーン(2008)

おはようございます。 今日はブルース・スプリングスティーンの「ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズ」。ときめきと郷愁を同時に感じられるような夏の夜の歌です。 www.youtube.com Well the street lights shineDown on Blessing AvenueLovers, they w…

「夏、ハイランドフォールズにて( Summer, Highland Falls)」ビリー・ジョエル(1976)

おはようございます。 今日はビリー・ジョエルの「夏、ハイランドフォールズにて」です。 Billy Joel - Summer, Highland Falls ”今はいい時代じゃないと人は言う だけど僕はこの時代しか知らないんだ そして、自分の心の聖堂の中で瞑想しなくてはいけない時…

「想い出のサマー・ブリーズ(Summer Breeze)」シールズ&クロフツ(1972)

おはようございます。 今日はシールズ&クロフツの「想い出のサマー・ブリーズ」です。 Seals & Crofts - Summer Breeze (Official Audio) ******************************************************************* See the curtains hangin' in the windowIn …

「夏の午後」大浦龍宇一(1996)

おはようございます。 今日は大浦龍宇一の「夏の午後」。小林武史の作詞、作曲の作品です。 (編曲も彼かと思いこんでいたのですが、池間史規という人でした。いいアレンジですね) 夏の午後 大浦龍宇一 当時TVドラマでこの曲を耳にして良かったのでCDシング…

「Blue Umbrella」バート・バカラック&ダニエル・タシアン(2020)

おはようございます。 このブログで度々紹介してきた、バート・バカラックとダニエル・タシアンのコラボ作品がついにリリースされましたので、今日はそのタイトル曲を。 Burt Bacharach and Daniel Tashian - "Blue Umbrella" (Official Audio) ”寒い夜だっ…

「カリフォルニア・ガールズ(California Girls)」ザ・ビーチ・ボーイズ(1965)

おはようございます。 今日はザ・ビーチ・ボーイズ「カリフォルニア・ガールズ」です。 The Beach Boys - California Girls Well, East Coast girls are hipI really dig those styles they wearAnd the Southern girls with the way they talkThey knock me…

「電話しても」村田和人(1982)

おはようございます。 今日は村田和人の「電話しても」です。 www.youtube.com これは村田和人のデビュー曲。彼が浪人時代、19から20歳頃に書いた曲だそうです。 デビューが26歳とやや遅めでしたので、曲を書いてから録音しリリースするまで結構な時間が経っ…

「風のシルエット(What You Won't Do For Love)」ボビー・コールドウェル(1978)

おはようございます。 今日は”ミスターAOR"ボビー・コールドウェルのデビュー曲にして代名詞「風のシルエット」です。 www.youtube.com I guess you wonder where I've beenI searched to find a love within I came back to let you knowGot a thing for yo…

「マリア・マリア」ミルトン・ナシメント(1978)

おはようございます。 今日もミルトン・ナシメント。彼のレパートリーの中でもとりわけポップな「マリア・マリア」です。 Maria Maria ”マリア マリア あなたは贈り物 ある種の魔法 僕たちに警告する力 地球上のあらゆる女性と同じように 生きて 愛する 価値…