まいにちポップス(My Niche Pops)

令和初日から毎日、1000日連続で1000曲(せんきょく)を選曲(せんきょく)しました。。。古今東西のポップ・ソングのエピソード、洋楽和訳、マニアックなネタ、勝手な推理、などで紹介しています。キャッチーでメロディアスなポップスは今の時代では”ニッチ”なものになってしまったのかなあとも思いますが、このブログを読んでくださる方の音楽鑑賞生活に少しでもお役に立てればと願っています。みなさんからの追加情報や曲にまつわる思い出などコメントも絶賛募集中です!text by 堀克巳(VOZ Records)

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「マイ・ピュア・レディ」尾崎亜美(1977)

おはようございます。 今日は尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」です。 www.youtube.com 歌謡曲、フォーク全盛の時代を大きく変えた都会的なポップスの象徴としてこのブログで僕は原田真二の名前を挙げましたが、それ以前にも”シティポップ”的な音楽の波が…

「時間よ止まれ」矢沢永吉(1978)

おはようございます。 今日は矢沢永吉の「時間よ止まれ」です。 www.youtube.com 1970年代後半〜80年代にかけて、ニュー・ミュージック〜シティポップスが盛り上がった時期に10代を過ごしたが為に、僕は田舎者なのに、いや田舎者だからこそいっそう都会的な…

「ある日この夏~two way summer」山本達彦(1979)

おはようございます。 今日は、山本達彦の「ある日この夏~two way summer」です。YouTubeにはオリジナル音源の動画がないので、今日はライヴヴァージョンで。 www.youtube.com これは当時コーセー化粧品のTVCMで使われていて、僕が初めて聴いた彼の曲でした…

「真夜中のドア」松原みき(1979)

おはようございます。 今日は松原みきの「真夜中のドア」を。 松原みき 真夜中のドア STAY WITH ME ちなみに、その後リリースされたアルバム「Pocket Park」に入っているヴァージョンは、イントロのコーラスを本人が歌っていません。ちょっとしたところだと…

「Love Train」浜田省吾(2018)

おはようございます。 今日は浜田省吾、1977年リリースのアルバム・タイトル曲のリメイク・ヴァージョン。作詞は松本隆で、この曲一度きりの顔合わせです。 Shogo Hamada & The J.S. Inspirations 『Love Train』(Fan Club Concert 2018 / Short Version) ミ…

「バチェラー・ガール」稲垣潤一(1985)

おはようございます。 今日は「バチェラー・ガール」。”雨のポップス”の名手、大瀧詠一の作品(作詞は松本隆)。歌うのは「雨のリグレット」でデビューし「ドラマティック・レイン」で大ブレイクした”雨男”(この後は雨の歌がほとんど聴かれなくなりましたが…

「雨のウェンズデイ」大瀧詠一(1981)

おはようございます。 今日は水曜日ということでこの曲を。大瀧詠一の「雨のウェンズデイ」 www.youtube.com 山下達郎のレパートリーには素晴らしい雨の歌が少なくないですが、師匠である大瀧詠一にも、はっぴいえんど時代の「12月の雨の日」を筆頭に「五月…

「スプリンクラー」山下達郎(1983)

おはようございます。 梅雨といえば、一昔前はしとしと振り続ける長雨という印象がありましたが、最近はゲリラ豪雨が多くて、風情も変わってきたようです。 そんな現代の激しい雨にぴったり合い始めたような気がする曲、「スプリンクラー」を。 Tatsuro Yama…

「雨の日と月曜日は(Rainy Days and Mondays)」カーペンターズ(1971)

おはようございます。 まだまだ続きます”雨の歌”。ちょうど月曜日なので、カーペンターズの大ヒット曲を。 Carpenters - Rainy Days And Mondays (Official Video) Talkin' to myself and feelin' oldSometimes I'd like to quitNothin' ever seems to fitHa…

「Rainin' Through My Sunshine」ザ・リアル・シング(1978)

おはようございます。 今日も雨の歌ですが、僕が思うに”雨の歌史上最も(?)”グルーヴが心地よい曲です。 歌詞は悲しいですが、、、。 Real Thing - Rainin' Through My Sunshine "太陽が眩しく輝いてる だけどなんだかしっくりこない 僕の上に雨が降ってい…

「悲しい雨が(I Think It's Going to Rain Today)」ランディ・ニューマン(1971)

おはようございます。 今日もまたまた雨の歌。ランディ・ニューマンの代表作「悲しい雨が」。1971年発表の「Randy Newman Live」に収録されているヴァージョンを。 I Think It's Going to Rain Today (Live) Broken windows and empty hallwaysA pale dead m…

「クライング・イン・ザ・レイン( Crying in the Rain )」エヴァリー・ブラザーズ(1961)

おはようございます。 今日も雨の歌。エヴァリー・ブラザースの「クライング・イン・ザ・レイン」です。 The Everly Brothers - Crying In The Rain ” 君には絶対見せたくないんだ 恋に破れて傷ついてる姿なんて 僕にだってプライドはあるし この悲しみと痛…

「雨に消えた初恋(The Rain, the Park & Other Things)」カウシルズ(1967)

おはようございます。 今日も雨の効果音から始まるスタンダード・ポップスです。カウシルズの「雨に消えた初恋」。 The Cowsills ~ The Rain, The Park & Other Things (1967) ” 彼女は雨の中座っていた 雨粒が降り落ちてくるのに 気にならないみたいで 彼女…

「恋の雨音( Walking in the Rain)」ザ・ロネッツ(1964)

おはようございます。 今日はロネッツの「恋の雨音」です。 The Ronettes - Walking In The Rain - 1964 ************************************************************************* I want him, and I need him,And someday someway woo I'll meet himHe'…

「悲しき雨音(Rhythm of the Rain)」ザ・カスケーズ(1962)

おはようございます。 今日は”雨のポップ・ソング”の横綱クラスの大定番「悲しき雨音」です。 Rhythm of the Rain (Digitally Remastered) ”雨のリズムに耳をすますと 僕の馬鹿さ加減を雨が教えてくれる 僕は、雨が行ってしまって ただ空しく泣かせてくれる…

「プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mr.Postman)」ザ・マーヴェレッツ(1961)

おはようございます。 今日は「プリーズ・ミスター・ポストマン」です。 The Marvelettes - Please Mr. Postman (1961) ” あっ!ちょっと待って 郵便屋さん 待ってよ 郵便屋さん 郵便屋さん 見てみてよ カバンに私あての手紙はない? どうしてこんなに時間が…

「 I Love Rainy Days」ダニエル・タシアン(2019)

おはようございます。 とうとう梅雨入りしてしまいましたので、雨の日の歌を。 昨日紹介しました”バート・バカラックを蘇らせた男”ダニエル・タシアンの「I Love ainy Days」。子供と一緒に歌っているかわいらしい曲です。 Daniel Tashian - "I Love Rainy D…

「Bells of St. Augustine」バート・バカラック&ダニエル・タシアン(2020)

おはようございます。 今年5月に92歳になったバート・バカラックの、なんと15年ぶりのレコーディング作品がリリースされましたので、あわてて(!)ご紹介します。 www.youtube.com ”もし君がセントオーガスティンに行くことがあったら そこには時を知らせる…

「青春の光と影(Both Sides Now)」ジョニ・ミッチェル(1969)

おはようございます。 今日はジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」です。 Joni Mitchell - Both Sides, Now [Original Studio Version, 1969] Rows and floes of angel hairAnd ice cream castles in the airAnd feather canyons everywhereI've looked at …

「恋のピンチ・ヒッター(Substitute)」ザ・フー(1966)

おはようございます。 数えきれないほどある洋楽の邦題の中でも僕がとりわけ偏愛しているのが、この「恋のピンチ・ヒッター」です。 The Who - Substitute ”僕たち一緒だとなかなかいい感じに君には見えるだろう 僕の靴は革製だって君は思うだろう だけど、…

「ラブ・マシーン(Love Machine Part1)」ミラクルズ(1975)

おはようございます。 今日はミラクルズの”鉄板”ポップ・ダンス・チューン「ラブ・マシーン」です。 The Miracles - Love Machine I'm just a love machineAnd I won't work for nobody but you (Yeah, baby)I'm just a love machineA hugging kissing fiend…

「マイ・ガール(My Girl)」テンプテーションズ(1964)

おはようございます。 今日は「マイ・ガイ」の半年後にリリースされたモータウンを代表するヒット「マイ・ガール」です。作ったのはやはりスモーキー・ロビンソン(ミラクルズのロナルド・ホワイトと共作) My Girl ” 曇りの日に 僕は太陽を浴びているみたい…

「マイ・ガイ(My Guy)」メリー・ウェルズ(1964)

おはようございます。 今日はメリー・ウェルズの「My Guy」。作詞作曲したのはスモーキー・ロビンソンです。 Mary Wells - My Guy ”あなたが何を言ったって 私をあの人から引き離せないわ あなたには何もできないの だって私はあの人に糊みたいにくっついて…

「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ(The Tracks of My Tears)」ザ・ミラクルズ(1965)

おはようございます。 今日はスモーキー・ロビンソン率いるミラクルズの代表曲「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ」です。 Smokey Robinson & The Miracles - The Tracks Of My Tears (Audio / Extended Stereo Mix 2005) ******************************…

「Shake It」テレンス・ボイラン(1977)

おはようございます。 今日はテレンス・ボイランの「Shake It」です。 www.youtube.com ”ほら彼女は自転車で 坂を降りてくるよ 滑り落ちるみたいに 昔から変わらない彼女らしさを見せて 駐車場までずっと笑いながら 胸の奥では知っているんだ 彼女の本当の気…

「ナッシング・フロム・ナッシング(Nothing From Nothing)」ビリー・プレストン(1974)

おはようございます。 今日はビリー・プレストン。1974年の全米1位の大ヒット曲「ナッシング・フロム・ナッシング(Nothing From Nothing)」です。 www.youtube.com ************************************************************** Nothing from nothing …

「彼女はウェイト・フォー・ミー(She Waits For Me)」エアプレイ(1980)

おはようございます。 今日はエアプレイ。AORサウンドの確立に大きく貢献したデヴィド・フォスターとジェイ・グレイドンのユニットです。 ご紹介する「彼女はウェイト・フォー・ミー」は彼らが唯一残したアルバム「ロマンティック」からの日本のみのシングル…

「誤解(Misunderstanding)」ジェネシス(1979)

おはようございます。 今日はジェネシスの「誤解」です。 Genesis - Misunderstanding (Official Music Video) There must be some misunderstandingThere must be some kind of mistakeI was waiting in the rain for hoursYou were late Now it's not like…

「レッツ・ステイ・トゥゲザー(Let's Stay Together)」アル・グリーン(1971)

おはようございます。 今日はアル・グリーン。1970年代のR&Bを代表する大定番「レッツ・ステイ・トゥゲザー(Let's Stay Together)」です。 Al Green - Let's Stay Together I, I'm so in love with youWhatever you want to do is alright with me'Cause y…

「おお、プリティ・ウーマン(Oh, Pretty Woman)」ロイ・オービソン(1964)

おはようございます。 今日はロイ・オービソンのプリティ・ウーマン。古い国内盤のシングルの画像を見たら「おお、プリティ・ウーマン」となっていました。なんともいえない、微妙な味わいがあります。”オー”、と”おお”、じゃ、女性に感嘆した気持ちの深度が…