まいにちポップス(My Niche Pops)

令和元年初日から毎日更新中〜1日1ポップス。エピソード、歌詞の和訳、謎解き、マニアックな捜査、勝手な推理、などで紹介していきます

70年代邦楽

「時よ」山下達郎(1978)

おはようございます。 今日は、ドラマーの村上秀一さんが亡くなったということで彼の演奏した曲の中から選びました。山下達郎のライヴ・アルバム「イッツ・ア・ポッピン・タイム」から、吉田美奈子の作品「時よ」です。 山下 達郎 - 時よ (1978) ***********…

「終わりの季節」細野晴臣(1973)

おはようございます。 今日は細野晴臣の「終わりの季節」です。 Haruomi Hosono - Early Hosono - 9. Owari No Kisetsu ******************************************************************************** 扉の陰で 息を殺した かすかな言葉はさようなら 6…

「風をあつめて」はっぴいえんど(1971)

おはようございます。 今日は、はっぴいえんどの「風をあつめて」です。 【高音質】はっぴいえんど 風をあつめて 僕が中学生の頃、細野晴臣はYMOで大瀧詠一は「A LONG VACATION」、松本隆は歌謡曲の作詞家、鈴木茂は編曲家として最初に認知してそういった作…

「異邦人-シルクロードのテーマ-」久保田早紀(1979)

おはようございます。 今日は久保田早紀の「異邦人」です。 異邦人 - 久保田早紀 まず、この曲が誕生した経緯をプロデューサーの酒井政利はこう語っています。 「このときは三洋電機の亀山太一専務という、私が尊敬するプロデューサーとの仕事でした。亀山さ…

「哀しい妖精」南沙織(1976)

おはようございます。 昨日このブログに登場したジャニス・イアン。彼女の曲の中で僕が一番好きなのが「哀しい妖精」です。 南沙織 - 哀しい妖精 - 1976 ************************************************************************************* 南沙織は沖…

「哀愁トゥナイト」桑名正博(1977)

おはようございます。 今日も筒美京平作品を。桑名正博の「哀愁トゥナイト」です。 哀愁トゥナイト これは桑名正博のソロ・デビュー・シングル。彼はそれまでは、地元大阪でファニー・カンパニーというバンドを組んでいて、矢沢永吉率いるキャロルと比肩され…

「絵本の中で」クロディーヌ・ロンジェ(1971)

おはようございます。 筒美京平さんが亡くなられた(今月7日)ということで、きっとたくさんの方がSNSやブログなどで好きだった彼の曲について思いを綴っているかと思います。 紛れもなく日本のポップス史上最大の作曲家ですから。 洋楽ポップスの要素を日本…

「潮騒 (THE WHISPERING SEA)」山下達郎(1978)

今日は山下達郎の「潮騒」です。 山下達郎・潮騒 この曲は彼の三枚目のオリジナル・アルバム「GO AHEAD」(1978)に収録されていた曲です。僕はシングル「愛を描いて –LET'S KISS THE SUN-」のB面の曲として知りました。 この当時の彼はレコードが全く売れず…

「勝手にシンドバット」サザン・オールスターズ(1978)

おはようございます。 今日はサザンの「勝手にシンドバット」を。 サザンオールスターズ - 勝手にシンドバッド 「勝手にシンドバット」をリアルタイムで聴いた人には、タイトルが沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンク・レディの「渚のシンドバット」を合わ…

「Mr.サマータイム」サーカス(1978)

おはようございます。 今日はサーカスの「Mr.サマータイム」を。 Mr. サマータイム - サーカス この曲は1978年のカネボウの夏のキャンペーンソングとして大ヒットしました。 この頃は、資生堂とカネボウの2大化粧品会社のCMソングというのが、”最も売れるタ…

「浅い夢」来生たかお(1976)

おはようございます。 今日は来生たかおのデビュー曲「浅い夢」を。 夏の歌① 浅い夢/ 来生たかお 椎名林檎(兄の椎名純平にこの曲を薦めてカバーさせた)、小林武史(この曲の入ったアルバム「浅い夢」を自身の選ぶ名盤の一つにリストアップしている)など…

「二人の夏」愛奴(1975)

おはようございます。 今日は浜田省吾が在籍していたポップ・グループ”愛奴”の「二人の夏」です。 愛奴/二人の夏 (1975年) この曲の印象的な間奏に使われているのは、ザ・ビーチ・ボーイズのインスト・ナンバー「Summer Means New Love」。1965年のアルバ…

「あの頃のまま」ブレッド&バター(1979)

おはようございます。 今日はブレッド&バターの「あの頃のまま」 Bread & Butter - あの頃のまま 作詞、作曲はユーミン(呉田軽穂)、編曲は細野晴臣と松任谷正隆というすばらしい布陣。 青春期と終わりがテーマになっていますが、青春期の終わりというと、…

「マイ・ピュア・レディ」尾崎亜美(1977)

おはようございます。 今日は尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」です。 【マイ•ピュアレディ】尾崎亜美 歌謡曲、フォーク全盛の時代を大きく変えた都会的なポップスとして僕は原田真二の名前を挙げましたが、それ以前にも”シティポップス”的な音楽が来るぞ…

「時間よ止まれ」矢沢永吉(1978)

おはようございます。 今日は矢沢永吉の「時間よ止まれ」です。 時間よ止まれ ニュー・ミュージック〜シティポップスが盛り上がった時期に10代を過ごしたが為に、田舎者なのに、いや田舎者だからこそいっそう都会的なポップスにハマってしまった人間なので、…

「ミスティー・レディー」山本達彦(1979)

おはようございます。 今日は、昨日ピックアップした「真夜中のドア」(松原みき)と同じ日(1979年11月5日)に発売されたシングル、山本達彦の「ミスティー・レディー」です。 山 本 達 彦【 ミスティー・レディー 】 昨日のブログの続きみたいになってしま…

「真夜中のドア」松原みき(1979)

おはようございます。 今日は松原みきの「真夜中のドア」を。 松原みき 真夜中のドア STAY WITH ME ちなみに、その後リリースされたアルバム「Pocket Park」に入っているヴァージョンは、イントロのコーラスを本人が歌っていません。ちょっとしたところだと…

「Dead End - Love Flowers Prophecy」ゴダイゴ(1977)

おはようございます。 今日は、ブレイク以前のゴダイゴの作品をもう1曲ピックアップします。 Dead End - Love Flowers Prophecy "夜の炎のように 愛が感情を照らし出す 何が間違っていて 何が正しいのか やがて君にもわかるだろう ”怖れ”を消し去るんだ 僕た…

「想い出を君に託そう(IF YOU ARE PASSING BY THAT WAY)」ゴダイゴ(1976)

おはようございます。 今日はゴダイゴ。 1970年代半ばから後半にかけての日本のポップ・ミュージックは、とにかく洋楽に近づこう、というのが一番の命題だったように思います。 それまで人気の高かった、日常的で叙情的なフォークソングを押しのける勢いで、…

「きみの朝」岸田智史(1979)

おはようございます。 昨日登場したキャット・スティーヴンスの「雨にぬれた朝」のように、ピアノが曲の重要な役割を果たしている”朝の歌”が日本にもありました。 きみの朝 岸田智史 (1979年) 岸田智史の「きみの朝」。1979年にオリコン最高1位、売り上げは5…

「ワインの匂い」オフコース(1975)

おはようございます。 今日はオフコース。 オフコース ワインの匂い 日本のポップスの巨人たち、ユーミンも大瀧詠一、山下達郎、桑田佳祐も、みんな自身のオリジナルソングで世に出ましたが、小田和正、オフコースは違いました。 1969年にヤマハのライト・ミ…

「扉の冬」吉田美奈子(1973)

おはようございます。 昨日に続いて吉田美奈子。彼女のデビューアルバムのタイトルソングです。 Minako Yoshida - 扉の冬 (1973) [Japan, Soul] ユーミンをキャロル・キングとすると吉田美奈子はローラ・ニーロ、こういう譬え方は、音楽でうんちくを語りたが…

「てぃーんずぶるーす」原田真二(1977)

おはようございます。 今日は原田真二のデビュー曲。彼の登場で、それまでの音楽シーンから何かがガラッと変わったような印象を当時僕は持ちました。 てぃーんずぶるーす/ 原田真二 この曲が出てくるまで、TVやラジオで主に流れていた日本の音楽はフォーク・…

「グッド・ラック」野口五郎(1978)

おはようございます。 今日は1970年代の歌謡曲から、CITY POPの名曲とも言われているこの曲を。 野口五郎 - グッド・ラック(音質改良版) 1975年を起点に、日本の流行歌は洋楽的になり、都会的に洗練された方向へ進んでいきます。今振り返ると、70年代後半の…

「砂の女」鈴木茂(1975)

おはようございます。 ”風まじりの 雪がすべる 浜辺に いなづまのような 波がとどろく" これは、冬の海を舞台にした男と女の歌です。 冬の海とくれば本来かなり重くウェットな世界になるのが日本人の定石ですが この曲、歌詞は徹底してドライで、サウンドは…

「胸の振り子」雪村いづみ(1974)

おはようございます。 今日は雪村いずみ。 荒井由実の「12月の雨」が収録されたアルバム「ミスリム」と同じ時期に、同じバックメンバーのティン・パン・アレイ(細野晴臣、松任谷正隆、林立夫、鈴木茂 当時はキャラメル・ママというグループ名)の演奏で作ら…

「12月の雨」荒井由実(1974)

おはようございます。 今日はユーミン。 J-POPの歴史を源流へと遡っていくと、やっぱりこの人にぶち当たります。 J-POPのルーツと呼ぶに最もふさわしい人を一人だけ上げろと言われたら僕は”荒井由実”と答えます。 もちろん、彼女がゼロから始めたわけではな…

「DOWN TOWN」シュガー・ベイブ(1975)

おはようございます。 今日はシュガー・ベイブ。 山下達郎と大貫妙子が在籍し、今のJ-POPのルーツとも呼ばれているこのグループを生み出すきっかけになった場所は、四谷にあったロック喫茶”ディスク・チャート”だったといいます。 店員だったのは、後にシュ…

「夢で逢えたら」シリア・ポール(1977)

おはようございます。 今日は大瀧詠一作詞作曲のスタンダード「夢で逢えたら」。 1976年に吉田美奈子が歌って以来、本当にたくさんのアーティストにカバーされてきました。しかし、1996年にラッツ&スターのヴァージョンがリリースされるまでヒットチャート…

「流星都市」小坂忠(1975)

おはようございます。 ポップス好きな方なら「はっぴいえんど」というグループは知っていると思います。 細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂、松本隆という、日本のポップスの発展に計り知れない影響を与えた人たちが集まったグループで、彼らを日本のロックの始祖…