まいにちポップス(My Niche Pops)

令和初日から毎日、1000日連続で1000曲(せんきょく)を選曲(せんきょく)しました(苦笑)。古今東西のポップ・ソングをエピソード、歌詞の和訳、マニアックなネタ、勝手な推理、などで紹介しています。みなさんの音楽鑑賞生活に少しでもお役に立てればうれしいです。みなさんからの情報や思い出話などコメントも絶賛募集中です!text by 堀克巳(VOZ Records)

「マジック(Magic)」パイロット(1974)

 おはようございます。

 今日はパイロット。スコットランドエディンバラ出身のポップ・ロック・グループです。エディンバラというと、1970年代に日本でも凄まじく(!)人気があったベイ・シティ・ローラーズを生んだ土地。

 パイロットのメンバーのデヴィッド・ペイトンとビル・ライアルもブレイク前のベイ・シティ・ローラーズに短期間ですが交代メンバーとして在籍していたようです。

 

 この「マジック」は彼らのデビューアルバムからのシングルでいきなり全米5位の大ヒットになりました。

  プロデュースはアラン・パーソンズ

 ビートルズアビーロード」でアシスタント・エンジニアをつとめ、ピンク・フロイドの「狂気」でメイン・エンジニアを務めたという人で、パイロットは彼が初めてプロデュースしたアーティストでした。その後、自身のグループ、アラン・パーソンズ・プロジェクトを作り、70年代から80年代にかけて大ヒットを飛ばしています。

  ”それは魔法 わかってるだろう   そうじゃないなんて ありえない

  魔法じゃないはずはないよ

  夜明けに目覚めたことなんて一度もなかった

  枕に寄りかかって ベッドの中でぼうっとしてる 

  頭の中には音楽  朝の光のなか 大好きな音楽が鳴ってる”

  

  十代のころは、あったかもしれないですね。大好きな音楽が頭に鳴っているまま目を覚ますこと。朝も夜も関係なくずっと音楽に夢中になってるっていうことです。この頃夢中になった音楽は、何十年たっても体に染みついたように残っているんですよね。

 

  余談ですが、以前このブログで紹介した、同じスコットランド出身のクリス・レインボウはビーチ・ボーイズブライアン・ウィルソンの大ファンでしたが、パイロットのメンバーのデヴィッド・ペイトンもブライアン・ウィルソンの大ファンだったそうです。

 デヴィッドは後年念願かなって彼に会えたそうですが、そのときに彼からこの「マジック」をファンタスティックな曲だと褒めてもらたことが、すごくうれしかったと語っています。

 

 あと、ちなみに、この曲、セレーナ・ゴメスもカヴァーしています。彼女の出ていたTVドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」のサントラからのシングルだったようです。

 


Wizards of Waverly Place | Magic Music Video - Selena Gomez 🎶 | Disney Channel UK

  

  

 そして、こちらがオリジナル。


Pilot - Magic (1975 - HD)

 

Magic (2003 Remaster)

Magic (2003 Remaster)