おはようございます。
今日はルー・クリスティの「魔法」です。
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Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
My face keeps turning for the love light
Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
But I keep falling, stumbling out of sight
She sold me magic, she sold me magic
And all of the little things I needed everyday
She sold me magic, she sold me magic
And all of the little things I needed everyday
Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
My face keeps turning for the love light
Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
But I keep falling, stumbling out of sight
She sold me magic, she sold me magic
And all of the little things I needed everyday
She sold me magic, she sold me magic
And all of the little things I needed everyday
She said I knew my way at night time
She said my stars were matching her sign
She turned my ego on
Her potion was too strong
And with her velvet gloves
She pushed me off the edge of love
With her velvet gloves
She pushed me off the edge of love
Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
My face keeps turning for the love light
Maybe, it's always maybe maybe maybe I love you
But I keep falling, stumbling out of sight
She sold me magic, she sold me magic
She sold me magic, she sold me magic
What am I gonna do with this bag of magic
She sold me magic, she sold me magic、、、
(*歌詞サイトを見るとそれぞれけっこう違っていたので、僕の耳で聴こえるのに一番近いものを選びました)
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たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
僕の顔は愛の灯りにむけたままさ
たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
だけど僕は転んで躓いて見えなくなる
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
それと、毎日僕が必要としていたちょっとしたこと全部
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
それと、毎日僕が必要としていたちょっとしたこと全部
たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
僕の顔は愛の灯りにむけたままさ
たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
だけど僕は転んで躓いて見えなくなる
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
それと、毎日僕が必要としていたちょっとしたこと全部
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
それと、毎日僕が必要としていたちょっとしたこと全部
夜に僕が自分の道を知っていると彼女は言った
僕の星は彼女の星座とぴったりだと彼女は言った
彼女は僕を自惚れさせたんだ
彼女の薬は強すぎた
そのベルベットの手袋で
危険な愛へと僕を押しやった
そのベルベットの手袋で
危険な愛へと僕を押しやった
たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
僕の顔は愛の灯りにむけたままさ
たぶん、いつだって、たぶん、たぶん、愛してる
だけど僕は転んで躓いて見えなくなる
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ
どうすればいいんだ、このたくさんの魔法を
彼女は僕に魔法を売りつけた、魔法を売りつけたんだ、、、(拙訳)
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ルー・クリスティはアメリカ、ペンシルバニア州出身のシンガー、ソング・ライター。
彼は15歳の時に20歳以上年上で、クラシックを学んだミュージシャン、トゥワイラ・ハーバートと一緒に曲を書くようになります。そして、彼はニック・センシというプロデューサーにアプローチしました。
彼のファルセットに魅力を感じたニックは彼にフォーシーズンズの「シェリー」を聴くように指示し、彼とトゥワイラは「シェリー」を見本にして「悲しきジプシー占い(The Gypsy Cried)」という曲を書きました。
そして、ニックの持つインディーズ・レーベルからリリースするとローカル・ヒットし、モーリス・レヴィの持つルーレット・レコードからあらためて国内に流通させると、全米24位のヒットになりました。
続く、やはりフォーシーズンズ風の「悲しき笑顔(Two Faces Have I)」が全米6位になっています。
そして、 1965年には彼の代表曲「恋のひらめき(Lightnin' Strikes)」が全米1位の大ヒットになります。
しかし、日本ではこの「魔法」が大ヒットしました。オリコン最高7位というから、大したものです。
(アメリカではシングルのカップリングの「Are You Getting Any Sunshine?」の方がチャートに入っています)
僕がラジオで初めてこの曲を聴いたのは、ヒットしてから7~8年たってからだと思いますが、あまりの”曲のツカミ”の強さに驚いたのをはっきり覚えています。
まさにサビのメロディが”日本人の琴線に触れる”というか、日本だけのヒットになったのも今ではよく理解できます。歌謡曲っぽい哀愁感がすごくありますよね。
原題は、彼女はぼくに魔法を売りつけた、で、歌詞を読んでみると相手の女性は
"あなたの星と私の星座はマッチするのよ”と言ってきたり、きつい香水をつけてベルヴェットの手袋で彼を危険な恋へと追い込む、とあるので、相当なツワモノ、並の男性じゃあ全然太刀打ちできなさそうですね。
そして主人公はどんどん、恋に落ちていってしまうわけです、そんな歌です。
最後はエルトン・ジョンによるカバーを。1960年代から70年代初め頃、彼がまだ大ブレイクする前に、カバー音源を録音していて、これもそのなかのひとつです。
ルーのオリジナルはイギリスでは最高25位と、日本ほどではないですがヒットしていたようです。