おはようございます。
今日はシルク・ソニックの新曲「Skate」です。
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In a room full of dimes you would be 100 dollars
If being fine was a crime, girl, they’d lock your lil’ fine ass up in a tower
The way you move like you do
Ooh it’s like you do it for a livin’
Do a lil’ spin, do it again – sshhiiiii
look like you playin’ for the win, OH BABY
I’m trynna roll, I’m trynna ride
I’m trynna float, I’m trynna glide
No no, don’t be shy, just take my hand and hold on tight
Oh, skate to me baby
Skate
Slide your way on over
Slide your way on over
Skate to me baby
Skate
I wanna get to know ya
I wanna get to know ya
Got your hair in the wind and your skin glistening
I can smell your sweet perfume
Mmmm, ya smell better than a barbecue
Oh, superstar is what you are
I’m your biggest fan
if you’re lookin’ for a man, suga, here I am
I’m trynna roll, I’m trynna ride
I’m trynna float, I’m trynna glide
No no, don’t be shy, just take my hand and hold on tight!
Oh, skate to me baby
Skate
Slide your way on over
Slide your way on over
Skate to me baby
Skate
I wanna get to know ya
I wanna get to know ya
I never fall but tonight you got me falling for you, and only you, YOU
I’m reaching out in hopes that you reach for me too, girl, let’s groove
Girl, you got me singing ooooooohhhh
My oh my My oh my My oh my My oh my
Oh, skate to me baby
Skate
Slide your way on over
Slide your way on over
Skate to me baby
Skate
I wanna get to know ya
I wanna get to know ya
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10セント硬貨がいっぱいの部屋の中じゃ、キミは100ドル札さ
きれいなことが罪になるなら、
ヤツらはキミの小さなきれいなお尻を塔に閉じ込てしまうだろうね。
キミのその動き方
まるで、それが仕事みたいさ
スピンして見せて、もう一度
キミは勝つためにプレイしているように見えるね、OH BABY
僕は転がろうとして, 僕は乗ろうとしている
僕は浮こうとして、僕は滑ろうとしている
恥ずかしがらないで、ただ僕の手を取って、しっかり握って
僕のところにスケートで滑っておいで
スケート
キミのやり方で滑ってここにおいで
キミのやり方で滑ってここにおいで
僕のところに滑っておいで
スケート
キミのことが知りたい
キミのことが知りたい
髪を風になびかせて その肌を輝かせて
キミの甘い香水の香りがする
バーベキューよりもいい匂いだよ
スーパースターとはまさにキミのことさ
僕はキミの一番のファンなんだ
もし男を探しているなら、ここにいるぜ
僕は転がろうとして, 乗ろうとしている
僕は浮こうとして、滑ろうとしている
恥ずかしがらないで、ただ僕の手を取って、しっかり握って
僕のところにスケートで滑っておいで
スケート
あなたのやり方で滑ってここにおいで
あなたのやり方で滑ってここにおいで
僕のところに滑っておいで
スケート
キミのことが知りたい
キミのことが知りたい
僕は決して落ちたことはないけど
今夜は君のせいで恋に落ちたよ キミだけさ キミだけさ
君が僕に手を伸ばしてくれることを願いながら僕は手を伸ばす
ガール、楽しもうよ
ガール、キミが僕を歌わせたるんだ
ああ、どうしよう
僕のところにスケートで滑っておいで
スケート
あなたのやり方で滑ってここにおいで
あなたのやり方で滑ってここにおいで
僕のところに滑っておいで
スケート
キミのことが知りたい
キミのことが知りたい
(拙訳)
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映像から猛烈に(?)1970年代感があふれていますね。前の「Leave The Door Open」に続いてのフィラデルフィア・ソウル・タッチのサウンド。前作がスウィート・コーラス風でしたが、今回はノリのいいジャンプ・ナンバーになっています。
でも、共通して言えるのは、ものすごく”音楽的至福感””音楽的高揚感”に満ちているということでしょう。
この曲についてブルーノ・マーズの発言を拾ってみました。
「僕はすごくエキサイトしてる。太陽が出てきて、みんなが外に出て、プールやビーチでバーベキューをしたりして、シルクソニックの曲を聴いたりしているといいなと想像したんだ。みんなに、浮きあがって、滑ってゆくような、そんな気分になってもらいたかったんだ。そして、このレコードをとても誇りに思っているよ」
(RAP-UP)
「僕とチームは、もし僕たちがローラー・スケート・リンクの真ん中で演奏しているとしたら、ベース・ラインはどうなるだろう?ギターはどう弾いているだろう?ドラムは何をしているんだろう?そして僕はコンガを演奏したいと思い、それが実現したんだ」
(LIVE FOR LIVE MUSIC)
音楽も映像もただただポジティヴなイメージを浮かべて、制作されたことがわかります。
この曲の作者として、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークの他に、「24K・マジック」で多くの曲を共作したジェイムス・フォントルロイと「Leave The Door Open」を共作したD'Mile、そして興味深いのは、若きジャズ・ユニット”DOMi&JD Beck”がそこに参加していること。
”DOMi”は本名がDomitilleDegalleといってフランスの女性キーボーディストで21歳、JD Beckはダラス出身のまだ17歳。超絶技巧デュオとしてネットで話題になっていたようですが、どういう経緯で曲作りに参加して、どういう貢献をしたのか興味があります。
ここ数年のブルーノ・マーズの、昔の音楽を露骨にアプローチするやり方を非難する人も少なくないようですが、逆にこういうアプローチは、ソングライティング、アレンジ、歌唱力、すべての面で相当な技量が必要されることなので、かえって、彼のような人こそがやるべきことのようにさえ僕には思えます。
そして、そのアプローチは、ただの”ノスタルジー”ではなく、今の時代に”足りないけれど必要な何か”を過去のなかから探して、再生産しようとする作業のようにも思えます。
”音楽的な至福感、高揚感”はまさに今の時代に失われつつあるものです。だから、サウンド、グルーヴ、ヴォーカルという音楽的な要素だけで、至福感、高揚感を味わえる70年代、80年代の音楽に魅かれる人たちが少なくないということじゃないでしょうか。
最近のシティポップ・ブームにもそういう側面があるように僕には思えます。