おはようございます。
今日はキャロル・ベイヤー・セイガーの「愛は果てしなく」を。
If you don't believe what I say
You won't believe I'm not that way
And I never meant to turn the hurt around
I would be a fool to lose the love I'd found
And if you take me back, I'll let you know
I'll be stronger than before, I will love you even more
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be
You're the light inside of me
Oh, I'll take you back, if you come back to me
If you heard the whole thing before
Then once again, I'll tell you more
I would be a fool to ever let you go
Oh I had to go away to finally know
How much I need you back, I need your love
I'll be stronger than before, I will love you even more
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be
You're the light inside of me
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be
You're the light inside of me
Oh, I'll take you back, if you come back to me
Come back to me, come back to me
I'll take you back, if you come back to me
Come back to me
If you come back to me
Come back to me, come back to me
I'll take you back
If you come back to me, come back to me
Stronger than before
I will love you even more
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be (Stronger, stronger)
You're the light inside of me
Oh, I'll take you back if you come back to me
Come back to me, come back to me
I'll be stronger than before
I will love you even more
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be (Stronger, stronger)
By the light inside of me
Oh, I'll take you back if you come back to me
Come back to me, come back to me
I'll be stronger than before
I will love you even more
Oh, I'll take you back, if you come back
I'll take you anywhere you ever want to be (oh yeah, yeah)
You're the light inside of me
Oh, I'll take you back if you come back to me
Come back to me, come back to me
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私の言うことを信じないのなら
あなたは私がそんなじゃないって信じないでしょうね
それに、私はまた傷つくつもりなんてなかったの
見つけた愛を失うなんてバカだわ
もしあなたが私を連れ戻してくれるなら、私はあなたに伝えよう
私は前よりも強くなって、もっとあなたを愛すわ。
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
あなたが行きたいところはどこにでも連れて行くわ
あなたは私の中の光
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
前にも全部聞いていたなら
もう一度、もっとあなたに話すわ
あなたを手放すなんてバカなことよ
私は行かなくちゃいけなかったのね、最後に思い知るために
どれだけあなたに帰ってきてほしいかを
あなたの愛が必要なの
私は前よりも強くなって、もっとあなたを愛すわ。
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
あなたが行きたいところはどこにでも連れて行くわ
あなたは私の中の光
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
あなたが行きたいところはどこにでも連れて行くわ
あなたは私の中の光
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
戻ってきて、戻ってきて
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
戻ってきて
もし、あなたが戻ってくれるなら
戻ってきて、戻ってきて
あなたを取りかえすわ
もしあなたが戻ってきたら、戻ってきたら
私は前よりも強くなって、もっとあなたを愛すわ。
あなたを取りかえすわ、もしあなたが帰ってきたら
あなたが行きたいところはどこにでも連れて行くわ
あなたは私の中の光、、、、 (拙訳)
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キャロル・ベイヤー・セイガーは、シンガー・ソングライター、作詞家であり、1980年代のバート・バカラックの第2の黄金時代を、作詞家として、奥さんとして支えました。
彼女はニューヨーク、マンハッタンに生まれ、15歳で音楽出版社と契約し、18歳のときには「恋はごきげん」(マインドベンダーズ。1966年全米2位)の歌詞を書き、大ヒットになっています。
次の成功は、メリサ・マンチェスターでした。1975年にメリサ本人と共作した「ミッドナイト・ブルー」が全米6位になります。
その翌1976年にはメリサの「Don't Cry Out Loud(邦題:悲しみは心に秘めて)」をピーター・アレンと共作し全米10位の大ヒットになっていますが、こちらは日本ではリタ・クーリッジの1979年のカバーの方(邦題「あなたしか見えない」)が有名でした。
1977年にはソロ・アーティストとしてアルバム「私自身(Carol Bayer Sager)」でデビュー。ベット・ミドラーとブルース・ロバーツと共作したシングル「You're Movin' Out Today」がなぜか、オーストラリアでNO.1になります。
そして、翌年のセカンド・アルバム「...Too」には、マイケル・ジャクソンが「オフ・ザ・ウォール」でカバーする「It's the Falling in Love」をデヴィッド・フォスターと一緒に書いています。
今世界で大人気の、松原みき「真夜中のドア」の”下敷き”となった曲ですね。
彼女は1979年にバート・バカラックのアルバム「ウーマン」の発売記念パーティーで出会います。その後、彼から電話で自分の曲に詞をつけてみないかと言われて、テープが送られてきたそうですが、彼女はこう語っています
「私とは世界がちがうと思ったので、そのまま放っておいて、二度と思い出すこともなかった」 (「バート・バカラック自伝 ザ・ルック・オブ・ラヴ」)
その後、「マイク・ダグラス・ショー」というTV番組で偶然二人は一緒になり、歌を歌った彼女を見て、バカラックは本腰を入れて曲を書かないかと言ってきたそうです。
その頃は二人とも、それぞれパートナーがいましたが、デートを重ねつきあうようになり、曲を一緒に書くようになります。
長くヒット曲を出していなかったバカラックに彼女は「曲をもう少しシンプルにする必要がある」とアドバイスしたそうです。
最初にレコードになった二人の共作曲はポインターシスターズの「消えたあの頃(Where Did the Time Go)」でした。
そして、二人はキャロルの三枚目のソロアルバム「真夜中に口づけ(Sometimes Late At Night)」を制作します。
彼女はこう回想しています。
「<真夜中に口づけ>はわたしたちの関係をうたっているように聞こえるけど、当時はそれに気づかなかった。あれは全部の曲が継続しているような感じで次の曲に移ってゆく、愛に関するコンセプト・アルバムだったの。ふり返ってみると、自分でも気づいていなかった気持ちを先取りしているようなところもあったと思うわ」
(「バート・バカラック自伝 ザ・ルック・オブ・ラヴ」)
また、このアルバムにはマイケル・ジャクソンがゲストでコーラスに参加しています。
そして、このアルバムからシングルになったのが「愛は果てしなく」で全米最高30位と彼女にとって最大のヒットになっています。
また、ディオンヌ・ワーウィックやチャカ・カーンもカバーしています。
その後、このカップルはクリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」、「愛のハーモニー」(ディオンヌ・ワーウィック&フレンズ)「オン・マイ・オウン」(パティ・ラベル&マイケル・マクドナルド)など多くの大ヒット曲を世に出しています。