おはようございます。1980年代R&Bウィーク3日目、今日はプリンスの「1999」です。
Don't worry, I won't hurt you
I only want you to have some fun
I was dreamin' when I wrote this
Forgive me if it goes astray
But when I woke up this morning
Could have sworn it was judgement day
The sky was all purple
There were people runnin' everywhere
Tryin' to run from the destruction
You know I didn't even care
'Cause they say
2000, zero-zero, party over, oops, out of time
So tonight, I'm gonna party like it's 1999
I was dreamin' when I wrote this
So sue me if I go too fast
But life is just a party
And parties weren't meant to last
War is all around us
My mind says, "Prepare to fight"
So if I gotta die
I'm gonna listen to my body tonight
They say
2000, zero-zero, party over, oops, out of time
So tonight, I'm gonna party like it's 1999
Yeah, yeah, shh
Lemme tell ya somethin'
If you didn't come to party
Don't bother knockin' on my door, oh, uh, ah
I got a lion in my pocket
And, baby, he's ready to roar, yeah, yeah
Everybody's got a bomb
We could all die any day, oh
But before I'll let that happen
I'll dance my life away
They say
2000, zero-zero, party over, oops, out of time
(We're runnin' outta time)
So tonight, I'm gonna party like it's 1999
So tonight, we gonna, we gonna, oh
Say it one more time
2000, zero-zero, party over, oops, out of time
No, no
Tonight, I'm gonna party like it's 1999
So tonight, we gonna, we gonna, woo
All right, 1999
You say it, 1999
Ooh, 1999, oh, 1999
Don't stop, don't stop, say it one more time
2000, zero-zero, party over, oops, out of time
Yeah, yeah
Tonight, I'm gonna party like it's 1999
So tonight, we're gonna, we're gonna, woo
Yeah, 1999
Don'tcha wanna go? (1999)
Don'tcha wanna go? (1999)
We could all die any day (1999)
I don't wanna die
I'd rather dance my life away (1999)
Listen to what I'm tryin' to say
Everybody, everybody say, "Party"
C'mon now, you say, "Party"
That's right, everybody say, "Party"
Can't run from revelation, no (Party)
Sing it for your nation, y'all (Party), wow!
Drum it with your fingers, baby (Party)
Telephone's a-ringin', mama (Party)
C'mon, c'mon, you say, "Party"
Everybody, two times, "Party"
Woo, work it down to the ground, say, "Party"
Ooh, ooh, ooh, ooh (Party)
Come on, oh, take my body, baby (Party)
That's right, c'mon, sing the song, ”Party”
(Oh) (Party)
That's right (Party)
Got a lion in my pocket, mama, say, "Party"
Oh, and he's ready to roar (Party)
Mommy, why does everybody have a bomb?
Mommy, why does everybody have a bomb?
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心配しないで、傷つけたりしないよ
ただ楽しんでほしいだけなんだ
これを書いたとき、夢を見ていたんだ
もし支離滅裂だったら許してほしい
でも今朝目が覚めたら
まるで最後の審判の日みたいだった
空は紫色に染まり
人々はあちこちで走り回っていた
破滅から逃れようとしていたけど
僕はまったく気にしなかったんだ
だってみんな言ってる
「2000年、パーティーは終わり、時間切れ」ってね
だから今夜は1999年みたいに騒ぐんだ
これを書いたとき、夢を見ていたんだ
もし僕が突っ走りすぎてたら訴えてくれ
でも人生はただのパーティー
そしてパーティーは永遠には続かないものさ
戦争は僕らのまわりにある
頭では「戦う準備しろ」と言ってるけど
もし死ぬ運命なら
今夜は自分の体の声を聞くよ
みんな言ってる
「2000年、パーティーは終わり、時間切れ」ってね
だから今夜は1999年みたいに騒ぐんだ
ちょっと言わせてくれ
もし楽しむつもりがないなら
僕のドアをノックするなよ
ポケットにはライオンがいるんだ
そいつは今にも吠え出しそうさ
みんな爆弾を持ってる
いつ死んでもおかしくない
でもそんなことが起こる前に
僕は踊り続けるんだ
みんな言ってる
「2000年、パーティーは終わり、時間切れ」ってね
(もう時間がない)
だから今夜は1999年みたいに騒ぐんだ
ねえ、一緒に行かないか? (1999)
一緒に楽しもうよ (1999)
いつ死んでもおかしくないけど (1999)
僕は死にたくない
それより踊り明かしたいんだ (1999)
僕の言うことを聞いてくれ
みんな一緒に「パーティー!」って言おう
さあ、大きな声で「パーティー!」
ママ、どうしてみんな爆弾を持ってるの?
ママ、どうしてみんな爆弾を持ってるの?
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昨日このブログでご紹介したエムトゥーメイの「ジューシー・フルーツ」で使われていたドラムマシーン、LM-1は1979年に発売されましたが、高価なこともあって500台しか生産されなかったそうです。
まず、1981年にイギリスのバンド、ヒューマン・リーグが「愛の残り火(Don't You Want Me)」という曲で使って全英1位になりました。
同年R&Bの世界では(本来ジャズ、フュージョンの人でしたが)ジョージ・ベンソンが当時日本のオーディオのCMでも使われヒットしたこの曲で使っています。
Turn Your Love Around
www.youtube.com この曲でLM-1をプログラムしたのは、あのスーパー・ドラマー、ジェフ・ポーカロなんです。彼もこのレアなLM-1を所有していたんですね。
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」でもLM-1は何曲か使われています。
そして、このLM-1のドラムサウンドを、自分のサウンドのトレード・マークにしてしまった天才アーティストがいました。
それが、プリンスです。
YouTubeに実際にLM−1を使ってプリンスのビートを再現しているものがあるのですが、確かにそのビートだけで、プリンスだ!わかりますね。
彼のサウンドを一気に全米に広めたのが、マーヴン・ゲイの「セクシャル・ヒーリング」と同じ1982年、その中心となったのがアルバム「1999」でした。また、同じ年には同郷ミネアポリスのバンド、ザ・タイムに作った「777-9311」、ヴァニティ6という女性グループに書いた「Nasty Girl」は両方とも大ヒット、どちらもLM-1をフィーチャーしていました。
777-9311
www.youtube.com 彼の作るサウンドが80年代の旬なダンス・ミュージックのひとつになり、”ミネアポリス・サウンド””ミネアポリス・ファンク”と呼ばれるようになりました。
LM−1やその2号機であるLinn Drum(LM-2)のビートとアナログシンセサイザー(プリンスはオーバーハイムのOB−8という機種を好んでいたようです)の組み合わせが最も特徴的です。
また従来のファンクに比べ、ベースの存在感が薄く、またシンコペーション、裏のリズムがさほど強調されていないことも特徴です。テンポもそれまでのディスコやファンクより速く、そういった要素が結果的にはその後のテクノやハウスのDJたちに強い影響を与えることに繋がっていきます。
プリンスは元々マルチプレイヤーでしたので、制作全部を独りでやること、ジャンルにとらわれないオリジナルな音楽を作ることにこだわりを持っていました。「1999」以前の作品でも、採算を度外視して当時バカ高いシンセサイザーを購入し使ったりしていました。
新しい機材とは積極的に取り組みますが、単なる新し物好きではなく、気に入った機材は自分のスタイルに昇華できるまで徹底的に使いこなす、そういうスタンスでした。
本来のファンクのようなうねりを出せないドラムマシーンの特性を逆手に取って「1999」でデジタルなダンスミュージックを作り、「パープル・レイン」ではもはやR&Bとは呼べないようなロックとのミクスチャー・ミュージックを作りました。完成直前にベースを全部抜いたと言われている、大ヒットシングル「ビートに抱かれて(When Doves Cry)」は歌の本編はほぼLM-1のビートだけ、そこにアクセント的にシンセのリフが入る、前奏と間奏に激しいギター、という衝撃的な構成でした。 LM-1を開発したロジャー・リンも、この曲を絶賛しています。
www.youtube.com この当時はドラムマシーンは、まだ機能も少なくて音色も限定されていました。しかし、制限があるからこそアーティストのクリエイティヴィティーが生きたとも言えます。どんな機材も改良され機能が増え使い勝手が良くなると普及はしますが、それによって独創的な使い方は生まれづらくなっていくものです。便利さとアイディアというのはどうやら比例しないもののようです。また、何かのマシーンの初号機、2号機というのは、とりわけ開発者の熱とロマンのようなものがこめられているような気がします。それが、音楽と溶け合うと化学反応が生まれるんでしょうね。
「1999」という曲の誕生秘話について、当時のプリンスのバックバンド”レボリューション”のドラマー、ボビー・Zはこんなことを語っています。
「すごかったよ。みんな自分の部屋に戻ってTVのHBOをつけたら、ノストラダムスと世界の終わりの予言のドキュメンタリーが流れていたんだ。1999年、1999年ってみんなぶっ飛んじゃって。ホテルの部屋いたら、みんなその映像に釘付けになっていたのがわかったさ。だから次の日には普通の人みたいに“見たか?”って茶飲み話になるわけだけど、プリンスはその間にこの曲を書いていたんだ。これが普通の人間とプリンスの違いを示しているよ。俺たちはただ『わお』って驚いていただけなのに、彼は翌日に『1999』を形にしてしまったんだから。」(The Current 20 years of music January 09, 2019)

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