おはようございます。
今日は三浦大知と満島ひかりが在籍していたFolderのデビュー・シングル「パラシューター」です。
こんなに元気と勢いがあって、爽快な気持ちなれる曲はそうはないと思います。作曲はSMAPの「ダイナマイト」や「SHAKE」などで知られる小森田実。
ちなみに「SHAKE」が1996年11月、「ダイナマイト」が1997年2月発売でこの「パラシューター」が1997年8月リリースですから、明らかに「SHAKE」「ダイナマイト」路線を狙った曲だったんでしょうね。ちなみに僕はこの曲が一番好きです。
また、小森田実はこの曲の約15年前、小森田実&THE ALPHAというバンドを組み1983年にヤマハのポプコンでグランプリを獲得、「フォリナー」という曲でメジャーデビューしています。
デビューからすでに彼らしい小気味のいいポップセンスを発揮していたんですね。
作詞の小林和子は、鮮烈なデビューを飾った吉川晃司のデビュー・アルバムのタイトル曲「パラシュートが落ちた夏」の歌詞も書いていて、FOLDERのデビュー曲もヒットするように縁起を担いで”パラシュート”というモチーフを使ったのかな?などと勝手に想像しています。
そして歌っているFolderは沖縄アクターズスクール出身の男女混成による小中学生7名のグループ。男子2女子5という編成も独特でした。
沖縄出身のキッズグループというと、中高年の人間は必ずフィンガー5を思い出すはずですが、FolderはFingerと同じFから始まって、音節も近いからそうしたのかな、などと推測します(小森田のデビュー曲の”フォリナー”も響きが近いですね。こちらは完全に偶然でしょうがw)。
実はFolderは「パラシューター」の前にプレデビュー曲としてフィンガー5のカバーをやっていました。「個人授業」です。
そしてフィンガー5の元ネタは、もちろんジャクソン5。この曲もやっていたんですね。「帰ってほしいの(I WANT YOU BACK)」。