まいにちポップス(My Niche Pops)

令和元年初日から毎日更新中〜1日1ポップス。エピソード、歌詞の和訳、謎解き、マニアックな捜査、勝手な推理、などで紹介していきます。text by 堀克巳(VOZ Records)

「サムデイ・マン」ポール・ウィリアムス(1970)

おはようございます。

今日はポール・ウィリアムス。昨日登場した「スター誕生 愛のテーマ」の作詞者ですが、アーティストとしてもとても素晴らしい作品を残しています。

 


Someday Man

  ”人生は短すぎるって文句を言ってる人たち だからいつも急ぎ足

    心配事ばかりでアタマがおかしくなりそうなのに

  まだ、付き合いに参加している

  僕はと言えば 全然平気なもんさ

  僕は”いつかなんとなるって考える男” たぶん子供なんだよ

  僕は生まれついて 楽観的で自由奔放な男

 

  明日は新しい一日 なんでも起こりうるのさ

  いったいどんなことが起こるだろうね

 

  何か理由を求めて働く人たち 決して見つからない答えを待ちわびて

  楽しいことをひたすら追い続けて 見えないものに目を凝らしている

  僕にとってはね 人生は気持ちいい休日なのかも” (拙訳)

 

 心配事で頭が爆発しそうな人が多い今の状況の中で、この歌詞は気持ちを逆なでてしまいそうな気もします、、。危機対策としてネガティヴさというのはとても大事だと思います。

 しかし、頭というのはそういうモードにしておくと際限なく心配事を大量生産してしまうので、心のキャパを越えてしまいがちです。

 いつかなんとかなるさ、みたいな楽観的な空気感はときおり、頭の中に入れてあげたほうがいいように僕は思います。

 

 さて、この歌、ザ・モンキーズが先に歌ってリリースしていました。 


The Monkees - Someday Man

  ソングライターを目指して活動を始めた彼は、A&Mレコードの音楽出版部門の人間の紹介で、ロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズの解散とともに

作家に専念し始めたロジャー・ニコルズとタッグを組むようになります。

popups.hatenablog.com

 そして、このコンビが最初に書いたのがこの曲だと言われています。

歌っているのは以前このブログにも登場したクロディーヌ・ロンジェです。

popups.hatenablog.com


It's Hard To Say Goodbye

 

 そして作家として実績を上げてきたところで制作されたのがこの「サムデイ・マン」が収録されたアルバム「サムデイ・マン」です。このアルバムは全曲、ポール・ウィリアムス作詞、ロジャー・ニコルズ作曲(アルバムのプロデュースもロジャー)

でよい曲が本当に目白押しです。

 中でも僕が好きなのは、ザ・サンドパイパーズが最初に取り上げ、サンシャイン・カンパニーやアメリカン・ブリードも取り上げたこの曲です。


To Put up with You

www.youtube.com

f:id:KatsumiHori:20210718173201j:plain