おはようございます。今日はロバート・パーマーの「恋におぼれて(Addicted to Love)」です。
The lights are on, but you're not home
Your mind is not your own
Your heart sweats, your body shakes
Another kiss is what it takes
You can't sleep, you can't eat
There's no doubt, you're in deep
Your throat is tight, you can't breathe
Another kiss is all you need
Whoa, you like to think that you're immune to the stuff
It's closer to the truth to say you can't get enough
You know you're going to have to face it,
you're addicted to love
You see the signs, but you can't read
You're running at a different speed
Your heart beats in double time
Another kiss and you'll be mine
A one-track mind, you can't be saved
Oblivion is all you crave
If there's some left for you
You don't mind if you do
Whoa, you like to think that you're immune to the stuff
It's closer to the truth to say you can't get enough
You know you're going to have to face it,
you're addicted to love
Might as well face it, you're addicted to love,,,
Your lights are on, but you're not home
Your will is not your own
Your heart sweats your teeth grind
Another kiss and you'll be mine
Whoa, you like to think that you're immune to the stuff,
It's closer to the truth to say you can't get enough
You know you're going to have to face it,
you're addicted to love
Might as well face it, you're addicted to love,,,
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明かりはついているのに、君は家にいない
君の心はここにあらずさ
心臓は汗ばんで、体は震える
もう一回キスが必要なんだ
眠れない、食べられない
疑いなく、君は深みにハマってる
喉が詰まって、息もできない
欲しいのはただキスをもう一回
ああ、君は免疫があるって思いたいんだろうけど
真実に近いのは満足できないってこと
君は向き合わなきゃいけないよね
君は“愛”に依存してるんだ
サインは見えるけど、それが読めない
表示と違うスピードで走ってる
心臓は倍速で高鳴っている
もう一度のキスで、君は僕のもの
一つのことに囚われて、君は救われない
君が渇望するのは“忘却”だけ
もし少しでも残っているなら、
君は迷わず手を出すよね
ああ、君は免疫があると思いたいんだろうけど
満足できないというのが真実に近いんだ
君は向き合わなきゃいけないよね、
君は“愛”に依存してるんだ
認めた方がいい、君は“恋愛中毒なんだ、、、
明かりはついているのに、君は家にいない
君の心はここにあらずさ
心臓は汗ばんで、歯ぎしりしてる
もう一度のキスで、君は僕のもの
ああ、君は免疫があると思いたいんだろうけど
欲望を止められないって方が真実に近い
君は向き合わなきゃいけないんだ、
君は愛に溺れているのさ
認めた方がいい、君は愛に溺れているのさ、、、(拙訳)
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ロバート・パーマーの最大のヒット曲であり、現在もYouTubeで1億3000万回再生と今も人気の高い曲がこの「恋におぼれて」です。いかにも1980年代のファッションを象徴したようなビジュアルで当時も話題になりましたが、時代がぐるっとまわって、現在のファッション関係者のムードボード(インスピレーションのネタ)としても人気があるのだそうです。
このミュージックビデオの監督を務めたのは『ヴォーグ』誌などで活躍したカメラマンのテレンス・ドノヴァン。スタイリングは『ハーパーズ・バザー』誌の編集者リズ・ティルベリスと、当時のハイファッションの最先端で活躍していた人たちを起用したんですね。
ロバート・パーマーという人はずっと”通好み”なアーティストだったのですが、1984年にデュランデュランのジョン・テイラー、アンディ・テイラー、そしてシックのドラマー、トニー・トンプソンの4人で結成したパワーステーションの大ヒットのおかげで一気にメジャーな存在になりました。
「Some Like It Hot」
なんといってもトニー・トンプソンのドラムが印象的ですよね。ドラムの音色というのは80年代サウンドのとても大きな特徴なんですが、トニーのパワフルで躍動感に溢れるドラミングに”ゲートリバーブ”というエフェクトをかけたサウンドは”爆音”って感じで当時本当にインパクトがありました。
そして、パワーステーションのヒットの勢いに乗って制作されたのが、この「恋におぼれて」が収録されていたロバートの8枚目のアルバム「リップタイド(Riptide)」でした。プロデュースはパワーステーションと同じくシックのバーナード・エドワーズ、エンジニアも同じジェイソン・コルサロ、「恋におぼれて」を含むほとんどのドラムをトニーが担当しています。だからドラムの音が一緒なんですね。
さて、「恋におぼれて」のプロフィールについて調べていて一番びっくりしたのが、この曲はチャカ・カーンとのデュエット曲として作られていたということでした。しかもレコーディングまで完了していたのに、チャカのレーベルのワーナーが認めなかったため、最終的にチャカのパートを削除し、ロバートが歌い直して完成させたそうなんです。
ロバートにとってチャカは以前からデュエットしてみたいシンガーだったそうで、レコーディングしたチャカも他のアーティストと共演した作品の中でも特にお気に入りのものだった、と後年語っているので、両者にとって大変腹立たしいことだったようです。
当時彼女は1984年のプリンスのカバー「フィール・フォー・ユー」で再ブレイクして”売れっ子”だったんですね。同じ時期に別のシングルがもう2曲あったらしく、レーベルとしては”食い合い”を避けたようです。ちなみに、この曲の数ヶ月後に制作されたと思われるスティーヴ・ウィンウッドの「ハイアー・ラヴ」に彼女は参加しています。
ぜひチャカとのデュエットを聴いてみたかったなあ、と思いますが、でもそうするときっとモデルの女性たちをフィーチャーしたミュージックビデオは作られなかったでしょうから、ビジネス的には結果オーライだったのかもしれないですね。
そして、不思議なもので”存在感”ではチャカ・カーンに全く引けを取らない1980年代を代表するソウル・ディーバがこの曲をほぼ同じようなアレンジでカバーするんですね。ティナ・ターナー。1988年にリリースされた「Live In Europe」に収録されています。
さて、話をロバート・パーマーに戻します。「恋におぼれて」の大成功をうけて、彼は同じ監督、コンセプトのミュージック・ビデオを制作していきます。
まずは「リップタイド」からのシングルとして全米2位まで上がった「ターン・ユー・オン(I Didn't Mean To Turn You On)」。ジャム&ルイス作のシェレールのカバーで、選曲のセンスが絶妙です。
そして1988年リリースの次のアルバム「Heavy Nova」からの最初のシングル「この愛にすべてを(Simply Irresistible)」でも同じ監督、コンセプトできたんですね。三度目になるとちょっと、、と思わなくはないですよね。出すたびに登場する女性の人数はだんだん増えていきましたが、、、。

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