おはようございます。
今日はロマンティックスの「トーキング・イン・ユア・スリープ」です。
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When you close your eyes and you go to sleep
And it's down to the sound of a heartbeat
I can hear the things that you're dreaming about
When you open up your heart and the truth comes out
You tell me that you want me
You tell me that you need me
You tell me that you love me
And I know that I'm right
'Cause I hear it in the night
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
When I hold you in my arms at night
Don't you know you're sleeping in the spotlight
And all your dreams that you keep inside
You're telling me the secrets that you just can't hide
You tell me that you want me
You tell me that you need me
You tell me that you love me
And I know that I'm right
'Cause I hear it in the night
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
When you close your eyes and you fall asleep
Everything about you is a mystery
You tell me that you want me
You tell me that you need me
You tell me that you love me
And I know that I'm right
'Cause I hear it in the night
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep、、、
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君が目を閉じて眠りについて
胸の鼓動しか聴こえなくなったとき
僕には君が夢見ていることが聴こえてくるんだ
君が心を開いて、真実が現れるそのとき、
君は僕が欲しいと言う
僕が必要だって言う
僕を愛しているって言う
僕は間違っちゃいないはずさ
だって、それが夜に聴こえてくるから
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき
夜、君をこの胸に抱きしめると
眠る君をスポットライトが照らし出しているんだよ
君が胸に秘めていた夢も
君は隠しきれない秘密を僕に話しているのさ
君は僕が欲しいと言う
僕が必要だって言う
僕を愛しているって言う
僕は間違っちゃいないはずさ
だって、それが夜に聴こえてくるから
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき、、、
君が目を閉じて眠りに落ちるとき
君にかかわるすべてがミステリーさ
君は僕が欲しいと言う
僕が必要だって言う
僕を愛しているって言う
僕は間違っちゃいないはずさ
だって、それが夜に聴こえてくるから
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき
君が隠していた秘密が聴こえる
眠りの中で君が話すとき、、、
(拙訳)
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ロマンティックスはアメリカ、デトロイトで1977年のバレンタインデーに結成されました。オリジナルメンバーはウォーリー・パーマー、ジミー・マリノス、マイク・スキル、リッチ・コールの4人。
ニュー・ウェイヴ・バンドっぽいイメージで世に出た彼らは、同時代のイギリスのパンクにも刺激されましたが、本来音楽のベースになっているのは地元デトロイトのロックシーンの先輩たち、MC5、ストゥージズ、ボブ・シーガー・アンド・ザ・ラスト・ヒアード、ミッチ・ライダー・アンド・ザ・デトロイト・ウィール、といったバンドでした。
1977年にデトロイトのインディーズ(スパイダー・レコード)から「Little White Lies」という曲でデビューします。
そして、1979年にコロンビア・レコード傘下のNemperorからリリースしたシングル「What I Like About You」が全米49位、オーストラリアで3位、オランダで8位のスマッシュ・ヒットになります。
ケレン味のないストレートなビート・バンドだったんですね。同じ時代でいうとザ・ナックあたりが近いかもしれません。
実はこの「What I Like About You」ですが、その後、バドワイザーのTVCMに使われたり、マイケル・モラレス(1989年全米28位)やポイズンや5 Seconds of Summerなどにカバーされたり、TVゲーム「ギターヒーロー」に使われたり、2002年から2006年に放映された、この曲と同名のアメリカの人気ドラマ「What I Like About You(邦題:「恋するマンハッタン」)の主題歌として、Lillixがカバーするなど大人気で、現在Spotifyでは「トーキング・イン・ユア・スリープ」の二倍以上の再生回数(1億3500万回以上!)をマークしています。
日本の洋楽ファンのほとんどは、彼らを「トーキング・イン・ユア・スリープ」の一発屋だと認識していると思いますが、海外では全然違う状況なんですね。
さて、当時の彼らですが「What I Like About You」以降全くヒットが出なくなります。三枚目のアルバムではクイーンのエンジニアで有名なマイク・ストーンにプロデュースを依頼しますが、成功しませんでした。
そして、最初の二枚のアルバムで彼らを担当してきたピート・ソリー(1976~7年にプロコル・ハルムのメンバーとしてキーボードを担当していた人です)を再度プロデューサーに立て作ったのがこの「トーキング・イン・ユア・スリープ」でした。
メンバーのジミー・マリノスはこの曲についてこう語っています。
「アルバム『In Heat』のために録音した最後の曲だったんだ。そのとき、曲のインストゥルメンタル・パート、バックトラックだけしかなかった。それで、僕たちは未完成のままにしておくにはあまりにも良いトラックだと気づいたのさ。みんなで知恵を出し合って、2、3日でメロディーと歌詞を完成させたんだ」
(Songfacts)
「In Heat」というアルバムを聴き直してみると、80年代っぽいサウンドにはなっていますが、基本的にはビート・バンドらしい曲が並んでいて、ニュー・ウェイヴ感が強いのは「トーキング・イン・ユア・スリープ」くらいなんですね。この曲だけちょと浮いている感じがします。
当時大ヒットがこの1曲で終わってしまったのは、この曲の延長線上の曲が他になかったことも原因のように僕には思えます。
ちなみにこの曲はイギリスでは売れなかったようで、その代わりに”Bucks Fizz"というバンドがカバーして全英15位のヒットになっています。
2017年には、ウィークエンドが「Secrets」という曲で、この曲のフレーズ
I hear the secrets that you keep
When you're talking in your sleep
に新たなメロディをつけて使っています。こういう使い方もあるんですね。
最後は彼らの近況を。今も頑張っているんですね。2019年のライヴ映像。