おはようございます。今日はルイス・コールの「Things」です。
Never guess and never know
Losing everything you own
But just before you hit the red
Your best ideas hit your head
The ones you love will call you back
The regulars will treat you bad
A bolt of lightning from the blue
Now it’s really clear to you
Things may not work out how you thought
Things may not work out how you thought
Maybe it is good, maybe it is bad
Either way the only truth we have, is
Things may not work out how you thought
Use a coin to scratch away
Your desperation on display
A different era starts to show
So different friends will come and go
The one you love will hurt you bad
But a stranger has your back
It’s sunny when it starts to snow
And that is when you really know
Things may not work out how you thought
Things may not work out how you thought
Maybe it is good, maybe it is bad
Either way the only truth we have, is
Things may not work out how you thought
Things may not work out how you thought
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自分の銀行口座をチェックしたくない、チェックするのがすごく怖いという歌詞を、すごくファンキーに歌っていますね。本人はキーボードの練習を目的に作ったらしいので、それがバズって驚いたようです。
ちなみに、彼の友人のジョン・コンテとは2013年に”Patreon”というクリエイター向けのクラウドファンディングのサイトを立ち上げる人物なのですが、当時彼はルイスにこうアドバイスしたといいます。
「すべての音楽をYouTubeにアップして、あとは気にするな」
これ、まさに今の時代のアーティストたちに捧げたい言葉です。ルイスも気にしないようにしたそうです。今はYouTubeにプラスしてサブスクにもアップしたほうがいいですけど、あとは気にするな、というのが大事です。アーティストがYouTubeやサブスクで食っていこうとすると、再生数がものすごく気になるわけで、そうするとだんだん心が病んで、新しい創作にも間違いなく悪影響が出ますから。別に食い扶持を見つけて、ネットやSNSはなるべく楽しく回転させて行った方がいい、と思います。
話が脱線してしまいましたが、今回ご紹介した「Things」はルイスがBrainfeederというレーベルと契約して出した3枚目のアルバム「Time」に収録されていました。
このアルバムからの最初のシングルは、サウンドもMVも衝撃的に”おもしろかっこいい”「Weird Part of the Night 」でした。
このアルバムにはもう1曲、彼らしい曲があります。「When You're Ugly」
We all live on planet earth and this is how it works
When you’re sexy, people wanna talk to you
When you’re ugly, no one wants to talk to you
When you’re ugly, there is something you can do, called
Fuck the world and be real cool
俺たちはみんな地球に住んでる
そしてこれがこの星の仕組み
セクシーなら 人は話しかけてくる
ブサイクなら 誰も話しかけてくれない
でもブサイクでも できることがひとつある
それは「世界なんてクソくらえ」って言って、クールになることさ
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クソみたいな世界だとしても、なんか楽しんでやろうぜ、みたいな心意気を彼の歌詞から僕は感じます。
彼は自身のパーソナリティについてこんな風に語っています。
「明るい気持ちと暗い気持ち、両方が好きなんだよね。どちらかに収まろうとしてるわけじゃなくて、自然とそうなる。曲によっては感情が合致することもあるけど、感情同士が戦ってる こともある。現実でも、気分のアップダウンが激しい んだ。すごく落ち込んでたかと思えば、急に明るくなったり。その感覚が自分にとって自然だから、音楽にも出るんだろうね」(Passion of The Weiss 2018/10/03/)
またBrainfeederにはサンダーキャットも所属していて「Time」にゲスト参加していますが、逆に2020年リリースのサンダーキャットのアルバム「It Is What It Is」にはルイスがゲスト参加、その曲名はなんと「I Love Louis Cole」というものでした。
サンダーキャットは本来ベースプレイヤーですから、ドラマーのルイスとのツーマンのライヴ映像もYouTubeで見ることができます。
あと共演ということでは、ミニマル・ファンクバンド、Vulfpeck(ヴルフペック)が「Time」と同じ2018年にリリースしたアルバム「Hill Climber」に収録されていた「It Gets Funkier IV 」という曲でルイスがフィーチャーされ、高速ファンクを聴かせてくれています。
そんなわけで、僕はルイスにはとんがったドラマー、ビート・メイカーのイメージを持っていたので「Things」のような心の琴線に触れるようなポップ・チューンも作れることに驚きました。
彼のインタビューを見てみると、マイケル・ジャクソンにも大きな影響を受けたそうですし、2011年に彼が自主制作したセカンドアルバム「Album2」には、こんな、ビーチボーイズというかブライアン・ウィルソン・スタイルが全開の曲が入っていました。
古今東西実にいろんな音楽が彼の中に混在しているんですね。

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