まいにちポップス(My Niche Pops)

令和元年初日から毎日更新中〜1日1ポップス。エピソード、歌詞の和訳、謎解き、マニアックな捜査、勝手な推理、などで紹介していきます。text by 堀克巳(VOZ Records)

「I Don't Care」エド・シーラン&ジャスティン・ビーバー(2019)

 おはようございます。

   今日は今年の5月リリースの曲。エド・シーランとジャスティン・ビーバーという当代きっての人気者の共演です。二人は楽曲の共作や、他のアーティストのゲストボーカルでの共演はありましたが、こういうがっぷり四つに組んだ共演は初めてになります。

 この曲、PVが本当によくできていて、無茶苦茶ゆるいノリなのに、すごく凝っている。こういうのって本当にセンスがないとできないもんだよなあ、とすっかり感心して僕は何度も見てしまいました。

 そして、何気なくこの曲を検索して見たら、プロデュースがマックス・マーティンとシェルバックでした。

 彼らはマックスと接点あったんだっけ?と調べてみると、エドテイラー・スウィフトの「エンド・ゲーム」にゲスト・ボーカルで参加した時に、ジェスティンは「ビューティー・アンド・ア・ビート」がマックスのプロデュースのものでした。


Taylor Swift - End Game ft. Ed Sheeran, Future


Justin Bieber - Beauty And A Beat ft. Nicki Minaj (Official Video)

    曲を書いたのは、エドジャスティン、マックス、シェルバックに加えて、アルバムのプロデューサー、フレッド・ギブソンジャスティンの「What Do You Mean」をはじめとする多くのヒット曲に関わっている”Poo Bear"ことジェイソン・ボイドが加わっています。

 「うっう、う〜う、う〜う、う」というかん高い追っかけのコーラスを考えた人はこのうち誰だったんでしょう。ここが、ゆる〜いノリをこわさず、でも単調にならないような、さりげないフックになっていて絶妙です。

 歌詞は、来たくもないパーティに呼ばれて苦痛だけど、君がいると気にならなくなるよ、というラヴソング。

 昨日取り上げた、テイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」同様、セレブになったことによる弊害を軽快なポップソングに乗せています。

 エドジャスティンとのコラボを進言したのは彼の奥さんらしく、ジャスティンも彼も結婚したてのタイミングでした。

 なるほど、上っ面の意味のないパーティでも君が一緒だから楽しいよ、という奥さんの”機嫌をとる(?)”曲だったんですね。

 


Ed Sheeran & Justin Bieber - I Don't Care [Official Video]

 

I Don't Care

I Don't Care