おはようございます。今日はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「一緒にいたいなら(If You Want Me to Stay)」です。
If you want me to stay
I'll be around today
To be available for you to see
But I am about to go
And then you'll know
For me to stay here, I got to be me
You'll never be in doubt
That's what it's all about
You can't take me for granted and smile
Count the days I'm gone
Forget reachin' me by phone
Because I promise I'll be gone for a while
And when you see me again
I hope that you have been
The kind of person that you really are now
You got to get it straight
How could I ever be late
When you're my woman taking up my time?
How could you ever allow
I guess I wonder how
How could you get out of pocket for fun, how, how?
When you know that you're never number two
Number one's gonna be number one
Ohh, I'll be good, I wish I could
Get this message over to you now
When you see me again
I hope that you have been
The kind of person you really are now
I'll be so good
Oh, I wish I could
Get the message over to you now
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もしオレにここにいてほしいなら
今日はこのあたりにいるよ
オマエの目に入るところにね
でもオレはもうすぐ行かなきゃいけない
そのときオマエにもわかるだろう
ここにとどまるためには
オレはオレでいなくちゃいけないってことを
オマエが疑うまでもない
結局はそういうことなのさ
オレがいることを当たり前だと思って
笑ってることはできないんだよ
オレがいない日々を数えて
電話をかけることも忘れるんだ
だって誓って言うけど、しばらくオレは本当に姿を消すから
そしてまたオレに会うときには
オマエが今みたいに本当のオマエらしく
生きていてくれたらいいと思ってる
ちゃんとわかっていてほしい
どうしてオレが遅れるなんてことがある?
オマエはオレの時間を費やしている
女だって言うのに
どうしてオマエはそんなことをしてしまったんだ
オレは不思議でならないよ
どうして羽目を外して遊んだりしたんだ?
オマエは決してオレのナンバー・ツーじゃないってわかっていながら
ナンバーワンはこれからもナンバーワンなんだ
ああ、オレはちゃんとやるよ
できるなら
このメッセージを今すぐオマエに伝えたい
オマエがまたオレに会うときには
今みたいにオマエらしく
いてくれることを願ってるよ
オレはきっともっと良くなるさ
ああ、できることなら
このメッセージを今すぐオマエに届けたい (拙訳)
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「一緒にいたいなら」はスライ&ザ・ファミリー・ストーンのヒット曲の一つではありましたが、当時よりも現在の方が人気が高いようで、YouTubeとSpotifyの両方で、「エヴリデイ・ピープル」に次ぐ彼らのレパートリの中で2番目の再生回数をマークしています。
この曲はスライ・ストーンが恋人で後に妻になるキャスリーン・シルヴァとの間にあった実際のやり取りを歌にしたそうです。キャスリーンはこう語っています。
「スライがよくやっていた多くのことは、結局は曲になってしまうんです。彼の周りにいる人たちが、新しい曲を書くためのネタになっていきました。彼にとってはそれが楽しみだったんだと思うし、誰かを傷つけようとしていたわけじゃないとは思うけど……。私はいつも彼の帰りを待っていました。彼は帰ってくると、一晩中レコーディングしていたから疲れていて、もう寝たいって感じで。私はそれが嫌で、不満を抱えていました。すると彼は曲を作ったんです。『もし僕にいてほしいなら、今日はここにいるよ。いつでもそばにいるよ』って。」(Ted Tocks Covers April 22,2025)
1973年にリリースされた、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの6枚目のアルバム「フレッシュ(FRESH)」にこの曲は収録されていて、シングルとして全米最高12位のヒットになっています。
「フレッシュ」というアルバムは、完成してレコード会社が事前に音楽関係者にプロモーションしていた音源を、スライの独断でリリース直前に録り直し、差し替えたものだったそうです。
エンジニアのトム・フライによると、スライはサンフランシスコの録音スタジオ、レコード・プラントに一日予約を取り、ロサンゼルスから大勢の取り巻きを引き連れてやって来て、アルバムの約90%を再録音しミックスしたといいます。そして、ストーンはホーンなどを除いて、さまざまな楽曲を自ら演奏したそうです。
この「一緒にいたいなら」ではギター、ピアノ、オルガンを担当。リズム隊は新加入したラスティ・アレン(B)とアンディ・ニューマーク(Dr)が務めています。
ベースはチョッパー・ベース(スラップ・ベース)の創始者として知られるラリー・グラハムがスライともめて脱退した後で、ラスティは当時まだ19歳だったそうですが、なんとも”耳に粘りつく”ような強烈なプレイを聴かせてくれます。スライが細かく指示したのかもしれません。
アンディ・ニューマークは、その後ジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」をはじめとして、エリック・クラプトン、デビッド・ボウイなど数多くのレジェンドと仕事をする日本でも人気のドラマーになります。
ロックの傑作と呼ばれた作品の多くは1960年代後半から70年代前半に生まれたわけですが、その中には時代とともに色褪せていったものも少なくないですが、スライ&ザ・ファミリーストーンの斬新さ、オリジナリティは全く古びることはないなと、僕はいつも聴くたびに驚かされます。
この曲など特にどうしようもなくカッコいいので、カバーもいいものが多いです。エタ・ジェイムズ、レッチリ、ミーシャ・パリスあたりはぜひチェックしてみてください。
とはいえ、やっぱりスライ本人のものがいいと思うので、最後はオルタナイト・ヴァージョンとライヴ・ヴァージョンをご紹介して終わりたいと思います。

