おはようございます。今日はブライアン・アダムスの「フロム・ザ・ハート(Straight from the Heart)」です。1983年のオリジナル音源がYouTubeにはないので、かなりオリジナルに近い2022年の再録音ヴァージョンをどうぞ。
I could start dreamin' but it never ends
As long as you're gone, we may as well pretend
I've been dreamin'
Straight from the heart
You say it's easy, but who's to say
That we'd be able to keep it this way
But it's easier
Comin' straight from the heart
Oh, give it to me straight from the heart
Tell me we can make another start
You know I'll never go, as long as I know
It's comin' straight from the heart
I see you on the street some other time
And all my words would just fall out of line
While we're dreamin'
Straight from the heart
Oh, give it to me straight from the heart
Tell me we can make one more start
You know I'll never go, as long as I know
It's comin' straight from the heart
Don't ever leave me, darlin'
Oh, straight from the heart
Tell me we can make one more start
You know I'll never go, as long as I know
Give it to me now
Straight from the heart
Tell me we can make one more start
You know I'll never go, as long as I know
It's coming straight from the heart
Give it to me
Oh, no, oh, no
Straight from the heart
You know I'll never go, as long as I know
It's coming straight from the heart
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夢を見ることはできるけど、それに終わりはない
君がいない限り、僕たちはふりをしていたほうがいい
僕はずっと夢を見てきた
心からまっすぐに
君は簡単だって言うけど
そんなふうにうまく続けられるって、誰が言えるだろう?
でも少なくとも
心からなら、より簡単だ
ああ、心から打ち明けてほしい
もう一度、やり直せるって言ってほしい
僕は決して離れないよ、
それが心からのものだとわかっている限り
いつか、街で君を見かけたら
言いたい言葉なんて、うまく出てこないだろう
でも僕らは夢を見ている
心からまっすぐに
ああ、心からまっすぐに
もう一度、やり直せるって言ってほしい
僕は決して離れないよ、
それが心からのものだとわかっている限り
お願い、僕を置いて行かないで、ダーリン
ああ、心からまっすぐに
もう一度、やり直せるって言ってほしい
僕は決して離れないよ、
君が心からそう言ってくれる限り
今すぐ僕に伝えてほしい
心からまっすぐに
もう一度やり直せるって言ってほしい
僕は決して離れないよ、
それが心からのものだとわかっている限り
僕に伝えて
心からまっすぐに
僕は決して離れない
それが心からのものだとわかっている限り (拙訳)
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ブライアン・アダムスは1980年代に大ブレイクしたロック・アーティストですが、現在でも大変な人気を誇り、Spotifyを見ると、ブルース・スプリングスティーン、ロッド・スチュワート、スティングなどよりリスナー数が多いんですよね。ひょっとしたら、80年代に活躍したソロの男性ロック・アーティストのなかで一番かもしれません。
彼は3枚目のアルバム「カッツ・ライク・ア・ナイフ」でようやくブレイクしたわけですが、そこからのシングルとして大ヒットし、ブレイクの発火点になったのがこの「フロム・ザ・ハート」でした。
「18歳の時に書いた曲で、初めて完成した曲の一つだ。僕はバンクーバーに住んでいて、独学でピアノを習っていた時にこの曲が生まれた。曲を書いてしばらく経った後、友人のブルース・フェアバーンがイアン・ロイドというアーティストのアルバムをプロデュースしていて、彼のためにこの曲を欲しがったんだ。その後、ボニー・タイラーを含む多くの人々によってレコーディングされたけど、僕が「フロム・ザ・ハート」を1983年のアルバム「カッツ・ライク・ア・ナイフ」までレコーディングしなかった。これが僕にとって最初にトップ10入りした曲になった。」(Songfacts)
こちらがこの曲を最初にレコーディングしたイアン・ロイドのヴァージョン(1980年)です。
ちなみに、このヴァージョンのプロデューサーのブルース・フェアバーンは同じ年に手がけたラヴァーボーイが大ヒットし、その後ボン・ジョヴィ、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、 AC/DCなどを手がけて超大物プロデューサーになる人です。
イアン・ロイドに続いてカバーしたのは、ベイ・シティ・ローラーズにいたイアン・ミッチェルのバンド”ロゼッタストーン”でした(イアン脱退後のようですが)。
ブライアン・アダムスはなんといってもパワフルでハスキーなヴォーカルが魅力ですが、実は売れる前はソングライターとして他の人に楽曲をせっせと提供していたんです。初期からの曲作りのパートナーでその後もブライアンと多くのヒット曲を書いたジム・ヴァランスはブライアンについてこう語っています。
「彼が並外れた才能と並外れた情熱を持っていることは明らかでした。実際、彼は自信に満ち、粘り強く、時に攻撃的なところもありました。ロックスターを目指す者にとって、決して好ましくない資質ではありませんでした。とはいえ、彼の声をどうしたらいいのか、よく分かりませんでした。彼はまだティーンエイジャーで、声帯もまだ変化の途中だったんです。幸いにも、ファーストアルバムをレコーディングする頃には、ブライアンはよりハードエッジなボーカルスタイルを身につけていました。彼はロッド・スチュワート、ポール・ロジャース、スティーブ・マリオットといった歌手のファンだったのですが…何よりも、ブライアンが真の声を見つけるきっかけとなったのは、アルバム「ザ・ロング・ラン」(イーグルス、1979年)のドン・ヘンリーのボーカルだったと思います。」(Jim Vallance Official Website)
彼のヴォーカル力は後天的に磨かれたものだったんですね。もちろん、相当な資質はあったはずですが。そして、ソングライティングの才能の方は最初からあったのでしょう。初めて書いた曲の中の一つにこの名バラードがあったくらいですから。
ちなみに、この曲がリリースされた時に僕は大学1年で、佐野元春のFM番組「サウンド・ストリート」で初めて聴いてすごく好きになって、当時サークルでやっていたバンドでもカバーしました。このブログを読んでいる方にはどうでもいいこととは思いますが(笑)。そして、彼の初来日公演にも行きました。渋谷公会堂。たしか客席は半分くらいしか埋まっていなかったように記憶していますが、ライヴの方はけれんみがないというか、スカッとした気分になれる、いいライヴでした。
最後に「フロム・ザ・ハート」が収録されたアルバムのタイトル曲「カッツ・ライク・ア・ナイフ」を。「フロム・ザ・ハート」に続いてシングルになったこの曲は全米15位まで上がり、ロックンローラーとしての彼の魅力を広く知らしめることになりました。
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