おはようございます。今日はアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン(After the Love Has Gone)」です。
For awhile, to love was all we could do
We were young and we knew
In our eyes, we're alive
Deep inside, we knew our love was true
For awhile, we paid no mind to the past
We knew love would last
Every night, something right
Would invite us to begin the day
Something happened along the way
What used to be happy is sad
Something happened along the way
And yesterday was all we had
And, oh, after the love has gone
How could you lead me on
And not let me stay around?
Oh, oh, oh, after the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
For awhile, to love each other with all
We would ever need
Love was strong for so long
Never knew that what was wrong
Oh, baby, wasn't right
We tried to find what we had
'Til sadness was all we shared
We were scared
This affair would lead our love in two
Something happened along the way
Yesterday was all we had
Something happened along the way
What used to be happy is sad
Something happened along the way
Oh, and yesterday was all we had
And, oh, after the love has gone
How could you lead me on
And not let me stay around?
Oh, oh, oh, after the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
After the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
After the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
After the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
After the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
After the love has gone
What used to be right is wrong
Can love that's lost be found?
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しばらくの間
愛することだけが僕たちにできることだった
僕たちは若くて、わかっていた
僕たちの瞳の中で、二人は生きていると
心の奥で、自分たちの愛が本物だと知っていた
しばらくの間
過去のことなんて気にもとめなかった
愛は続くものだと信じていた
毎晩、何か良いことが
新しい一日の始まりに招いてくれた
途中で何かが起きたんだ
幸せだったものが、悲しみになった
途中で何かが起きたんだ
僕たちにあるのは昨日だけだった
ああ、愛が去ってしまったあとで
なぜ僕をその気にさせたままで、
そばにはいさせてくれなかったんだ?
ああ、愛が去ってしまったあとで
正しかったものが間違いに変わり
失った愛は見つけることはできるのか
しばらくの間
互いの全てで愛し合うことが
僕たちに必要なことだった
愛は長い間強かった
間違いは正しくなることはないことを
わかっていなかった
僕たちが持っていたものを見つけようとした
悲しみだけを分かち合うことになるまで
僕たちは怖れていたんだ
この関係が僕たちの愛を二つに引き裂いてしまうことを
途中で何かが起きたんだ
幸せだったものが、悲しみになった
途中で何かが起きたんだ
僕たちにあるのは昨日だけだった
ああ、愛が去ってしまったあとで
なぜ僕をその気にさせたままで、
そばにはいさせてくれなかったんだ?
ああ、愛が去ってしまったあとで
正しかったものが間違いに変わり
失った愛は見つけることはできるのか、、、(拙訳)
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「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」は、デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、ビル・チャンプリンが作詞作曲した曲で、モーリス・ホワイトがプロデュースし、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの1979年のアルバム『黙示録(I Am)』に収録されています。アルバムから「ブギー・ワンダーランド」に続く2枚目のシングルとしてリリースされたアメリカのビルボードの総合チャートとR&Bチャートの両方で最高2位という大ヒットになっています。日本でも人気の高い曲ですよね。
この曲がどのようにしてできたのか、今日はそれをご紹介したいと思います。
作者の一人、デヴィッド・フォスターは1976年にジェイ・P・モーガンという女性シンガーのアルバムをプロデュースしました。アメリカではセールス的に失敗しましたが、日本ではマニアックなAORファンから評価のすごく高いアルバムでCD化されています。
そのアルバムからアース,ウィンド&ファイアーのカバー「Can't Hide Love」
その後、デヴィッドは彼女を契約させようと、モータウン・レコードの人間の前で彼女と一緒に何曲か演奏したことがあったそうです。しかし、その演奏の真っ最中に、彼はサビのメロディを忘れてしまい、咄嗟に思いついてアドリブで弾いたのが、後の「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」になるサビのメロディだったそうです。
そして、その後デヴィッドは曲作りのパートナーであるジェイ・グレイドンを訪ねます。
グレイドンはこう回想しています。
「彼は僕の家に来て、当時僕が持っていた小さなお粗末なスタジオに入った。彼はピアノの前に座ってこう言ったんだ。「このサビを聴いてくれよ」彼がそれを弾いたとき、僕は「なあ、Aメロのアイデアがあるぞ」と言って、こんな風に弾いたんだ。「ダ・ダ・ダム、Aメジャーセブン、ダ・Dマイナーシックス、ダ・ダ・Aメジャーセブン、ボム・バ・ダ・ダ・ダ・Fシャープマイナー……」すると彼は即座にその続きを弾き始めて、結局30分から45分くらいで曲全体を書き上げてしまった」
そして二人はビル・チャンプリンを呼び出して、この曲に歌詞をつけるように依頼します。この当時、デヴィッドはビルのアルバムのプロデュースもしていました。そして、デヴィッドはビルと一緒にこの曲をレコーディングして、3バージョンくらい録音したそうです。そのうちの一つをすごく気に入っていたデヴィッドは、同じ時期にアース・ウィンド&ファイアーのアルバム『黙示録(I Am)』のために一緒に曲作りをやっていたモーリス・ホワイトに聴かせたそうです。
「彼がモーリスにその曲を聴かせたら、モーリスがえらく気に入ってね。デヴィッドから電話がかかってきてこう言われたよ。「なあ、アースがこれをレコーディングしたがってる。でも、ビルのアルバムからこの曲を外さなきゃいけないなんて、本人には言いづらいんだ。お前から言ってくれないか?」僕は「もちろん、いいとも!(笑)」と答えたよ。僕はビルに電話して、「ビル、実はこういう事情なんだ」とさっき話した通りに説明した。すると彼は「僕はバカじゃないよ(I'm not an idiot,Man)」と言って笑ったんだ。」
僕はバカじゃないよ、とは、ぶっちゃけ、自分が歌うよりアースが歌ったほうがヒットして印税が入るからもちろんOK、ということですね。
そして、「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」が大ヒットすると、翌年デヴィッドとグレイドンは自分たちのユニットであるエアプレイ(Airplay)のアルバムでさっそくカバーしています。
さて、魚の小骨のように僕のなかで長年ひっかかっていたことがあって、こっちのヴァージョンはタイトルが「After The Love Is Gone」になっているんですよね。当時僕は15歳くらいでしたが” is gone”と" has gone"どっちが正しいの?ってとまどいました。どちらも愛がいなくなったことに変わりないですし、発声的にも大差はないんですけど、学校で絶賛英語勉強中だった当時の僕は気になったんでしょうね。
英文法の時制としては”has gone”が自然っぽい感じはしますが、歌詞としては”is gone”の方が喪失感は強く感じます。
あまりに小さい骨だったのでw放置していたのですが、今回せっかくなので調べてみることにしました。
でも、そのあたりは誰も気にならないようで(笑)、ネットにではタイトルの違いについての記述は見つかりませんでしたが、その代わり、グレイドンのこういう発言がありました。
「アース、ウィンド&ファイアーのヴァージョンはコーラス部分の高音ハーモニーが強調されており、聴き手はそれをメロディーだと勘違いしてしまいます。ボーカルの音域が広すぎるため、一人で歌うのは非常に難しいので、この点がずっと気になっていました。」(NO ECHO 2014 7/18)
確かにアースのヴァージョンでは最後のほうは🎵After The Love Has Gone〜🎵のHαs Goneで上に上がっていくメロディの方が目立ちますが、そっちはコーラスなんですね。ただ、エアプレイのヴァージョンでも後半は高音のコーラスのメロディを打ち出しています。でも"Is Gone"と歌っていて、しかも”Is”にアクセントがついて聴こえます。
ここで僕の推察なんですけど、オリジナルのデモに近いものをエアプレイでやったようですので、元々は「After The Love Is Gone」だったのをアースが”has gone"に変えたと考えるのが良さそうです。
そして、これはアースがコーラス主体でこのサビを歌う時の「発声」のしやすさとか"has gone”の方が滑らかに聴こえるとか、そういう微妙なニュアンスでの判断だったような気が僕にはします。
ちなみに、1993年にジェイ・グレイドンは初ソロ・アルバム「Airplay For The Planet」で今度はビル・チャンプリンをボーカルに迎えて録音していますが、そちらでは最後もコーラスの高音部が目立たないようになっています。このヴァージョンがもともとのデモに最も近い感じだったのでしょうか。ちなみに、このヴァージョンはタイトルをAfter The Love Has Goneと表記しながらIs Goneで歌っていますw。
ちなみにアースのライヴ・ヴァージョンのライブ動画を観てみると。あれ? Is Goneって歌っているようにしか聴こえませんけど、、
ネットでいろんな人のカバーを聴いてみる「has gone」派と「Is gone」派、両方います。それで、日本の著作権サイトを見てみたところ、どちらで歌っても同じ曲を指すようにちゃんと処理されていました。
というわけで、結論としては「has gone」と「Is gone」、どちらでもかまわない、ということのようです(笑。
細かいところをつつきすぎて僕の頭も混乱してしまいましたのでw、最後は作曲者デヴィッド・フォスター自らのインスト・ヴァージョンを聴きながら、この曲がhasかisかなんて問題からはいったん離れたいと思いますw今日も読んでいただいて、ありがとうございました。
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