おはようございます。今日はボズ・スキャッグスの「燃えつきて(Look What You've Done To Me)」です。
Hope they never end this song
This could take us all night long
I looked at the moon and I felt blue
Then I looked again and I saw you
Eyes like fire in the night
Bridges burning with their light
Now I want to spend the whole night through
And honey, yes, I'd like to spend it all on you
Love, look what you've done to me
Never thought I'd fall again so easily
Oh, love, you wouldn't lie to me
Leading me to feel this way
They might fade and turn to stone
Let's get crazy all alone
Hold me closer than you'd ever dare
Close your eyes and I'll be there
After all is said and done
After all you are the one
Take me up your stairs and through the door
Take me where we don't care anymore
Love, look what you've done to me
Never thought I'd fall again so easily
Oh, love, you wouldn't lie to me, would you
Leading me to feel this way
Love, look what you've done to me
Never thought I'd fall again so easily
Oh, love, you wouldn't lie to me
Leading me to feel this way
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この歌が終わらなければいい
一晩中、僕たちを導いてくれそうだ
月を見上げたら、気持ちがブルーになって
そして、もう一度見たら、君がいた
夜に燃える炎のような瞳
その光で、橋が燃え落ちていく
今は、夜明けまで過ごしたい
そしてハニー、そうさ、一晩中ずっと君といたいんだ
愛しい人、君が僕に何をしたか見てごらん
こんなにたやすく、また恋に落ちるなんて思わなかった
ねえ、愛しい人よ、君は僕に嘘なんてつかないよね
こんな気持ちにさせておいて
夜が色あせて、石になってしまう前に
二人きりでハメをはずそう
今までなかったくらい強く抱きしめて
目を閉じたら僕はそこにいる
いろなことがあったけれど
最後は君だけがただひとりの人
階段を上ってドアの向こうへ連れていって
二人がもう何も気にしなくていい場所へ
愛しい人、君が僕に何をしたか見てごらん
こんなにたやすく、また恋に落ちるなんて思わなかった
ねえ、愛しい人よ、君は僕に嘘なんてつかないよね、そうだろ?
こんな気持ちにさせておいて
愛しい人、君が僕に何をしたか見てごらん
こんなにたやすく、また恋に落ちるなんて思わなかった
ねえ、愛しい人よ、君は僕に嘘なんてつかないよね
こんな気持ちにさせておいて (拙訳)
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「燃えつきて(Look What You've Done To Me)」は、ボズ・スキャッグスが映画『アーバン・カウボーイ』のために録音した楽曲です。ボズとデヴィッド・フォスターが曲を作り、全米14位のヒットを記録しています。
『アーバン・カウボーイ』は『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)でディスコのヒーローを、『グリース』(1978)で学園のバッドボーイを演じ一気に時代の寵児となったジョン・トラボルタの主演作でした。
この映画の舞台はテキサス州、トラボルタがメカニカル・ブル(ロデオを再現する電動機械)の大会に出る”現代のカウボーイ”を演じていたので”カントリー版「サタデー・ナイト・フィーバー」”などとも呼ばれました。
もう一つこの映画が”カントリー版「サタデー・ナイト・フィーバー」”と呼ばれた原因は音楽です。2枚組のサントラ盤には当時のアメリカ西海岸を中心とするビッグ・アーティストが数多く参加したんですよね。
ここにはアメリカ音楽業界の”覇権争い”も垣間見えるんです。
「サタデー・ナイト・フィーバー」と「グリース」のプロデューサーとして大儲けしたのがはビージーズのマネージメント、レーベルをやっていたロバート・スティグウッドでした。しかし、その後、ビージーズとピーター・フランプトンが主演した「サージャント・ペッパー(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)」、ジョン・トラボルタ主演の「年上の女(Moment By Moment)」の二作が興行的に失敗してしまうんですね。
そして、この「アーバン・カウボーイ」をプロデューサーしたのがアーヴィン・エイゾフ。彼はREOスピードワゴンとダン・フォーゲルバーグのマネージメントからスタートし、この当時は「ホテル・カリフォルニア」が大ヒットしたイーグルスもマネージメントしていたので大変な勢いがありました。彼が「アーバン・カウボーイ」の原作の映画化権を買ったんですね。そして、彼のアーティストの人脈を動員して、映画と音楽を深くリンクさせる試みをしたんです。
スティグウッドはディスコ、ポップで勝負しましたが、エイゾフは自身の得意とするロック、カントリーで打って出たわけです。
1980年というのはディスコ・ブームが衰退し、新たな時代に入る分水嶺のタイミングでした。「アーバン・カウボーイ」はまさに時代の変化を示した作品だったわけですね。ただ、映画の評判は上がらず、興行的には大成功とは言えませんでしたが、サントラからはたくさんのヒットが生まれました。
最大のヒットはジョニー・リー「ルッキン・フォー・ラヴ」全米5位
ケニー・ロジャース「Love The World Away」全米14位
ディスコ・ブームだった1970年代の終わりにカントリーのケニー・ロジャースは大ブレイクしましたが、この「アーバン・カウボーイ」はポップなカントリーの人気を決定づけるものでもありました。
そして、そのサントラからのヒット(全米14位)になったのがボズ・スキャッグスの「燃えつきて」でした。
この映画の音楽制作の期間は、相当にイトだったようで、ジョニー・リーは映画の音楽担当にホテルに呼び出され、部屋に積まれたたくさんのデモテープの中から選んですぐ録音するように言われて作ったのが「ルッキン・フォー・ラヴ」だったと語っていますが、この「燃えつきて」も映画スタジオからそのシーンのための曲を書くよう依頼され、そのシーンは翌日撮影されるので曲は翌朝までに宅配便で送るように指示されたそうです。それで、一晩で作曲され、録音されたそうなんですね。
”デヴィッド・フォスターによると、スキャッグスは夜が明けようとする頃まで、フォスターが演奏した曲はどれも気に入らなかったという。そして、フォスターが曲の始まりのトレードマークとなるイントロのコードを弾いた時に、スキャッグスは「それだ(That's It)」と言った。”(ON STAGE MAGAZINE)
ちなみに。バッキングはデヴィッド・フォスターにTOTOのスティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロという面々で録音されています。
ただ、急ピッチで作られた曲だったためか、映画のサントラ・ヴァージョンとボズ名義でリリースされたヴァージョンはバック・コーラスが違っていて、映画では女性コーラスになっています。
しかし、冒頭でご紹介したボズのベスト・アルバムに収録され現在広く聴かれているヴァージョンリではイーグルスのドン・ヘンリー、グレン・フライ、ティモシー・シュミットがバックコーラスを務めています(ドン・フェルダーのギターも追加されているようですが確認できませんでした)。イーグルスのコーラスの方が雰囲気が出ている気がします。
最後にジョン・トラボルタ主演映画で、ボズ・スキャッグスとデヴィッド・フォスターが作りボズが歌っているバラードがもう一つありますので、そちらをご紹介します。映画は1983年公開の「セカンド・チャンス(TWO OF A KIND)」で、曲は「パーフェクト・ワン(The Perfect One)」。
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