まいにちポップス(My Niche Pops)

令和元年初日から毎日更新中〜1日1ポップス。エピソード、歌詞の和訳、謎解き、マニアックな捜査、勝手な推理、などで紹介していきます

「A HAPPY NEW YEAR」ベス・ニールセン・チャップマン(2003)

 おはようございます。

 今日はユーミンのカバーを。ベス・ニールセン・チャップマンの「A HAPPY NEW YEAR」です。


A Happy New Year

 

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A Happy New Year to you my love

Tonight it's just the two of us

Lively streets and ringing bells

Your kisses make the world stand still

 

Icicles and stars

Strung up like diamonds in the tree 

Frozen in my jewel box memories

Always,Always

 

A Happy New Year 、The time has gone

Past regrets forever gone

Take my hand I will follow you

We'll run along the avenue

 

Pull me through the crowd

Till we lost inside the sea

Just make sure your heart stay next to me

Always ,Always

 

Pull me through the crowd

Till we lost inside the sea

Just make sure your heart syay next to me

Always ,Always

 

Icicles and stars

Strung up like diamonds in the tree 

Frozen in my jewel box memories

Always,Always

 

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ハッピー・ニュー・イヤー 愛しいあなたへ

今夜は二人だけ

にぎやかな通りに 鐘の音があふれる

あなたのキスが そんな世界を止めてしまう

 

氷柱と星は  

木に吊るされたダイアモンドのように

私の宝石箱の中で凍りついている

いつも、いつも

 

ハッピー・ニュー・イヤー 時は過ぎて

過去の後悔は永遠に消えてゆく

私の手をとって ついてゆくわ

私たちは大通りを走ってゆく

 

人混みから私を連れ出して

二人が海の中に消えてゆくまで

ただ、あなたの心が私の隣にいればいい

いつも、いつも                    (拙訳)

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 オリジナルは1981年発売のアルバム「昨晩お会いしましょう」の一番最後に収録されていました。


松任谷由実 - A HAPPY NEW YEAR(from「日本の恋と、ユーミンと。」)

 このアルバムは大ヒット曲「守ってあげたい」が入っていることで知られていますが(昨年末紅白でも歌っていましたね、、)、アルバム全体がAOR色が強くて都会的な憂愁を感じる、個人的に彼女のアルバムの中でも好きなものです。

 初めて聴いた時はまだ中学生でしたが、「A HAPPY NEW YEAR」という”おめでたい”タイトルなのに、すごく憂いのある曲調で、そのギャップが新鮮でした。新年だからってだれもかれもが無理して”浮かれる”必要はないんだよな、なんて思いました。

 

 このカバーは、ユーミンの曲を海外のアーティストがカバーした「Over The Sky」というアルバムに入っています。

 こういう企画は昔からたくさんありますが、かつてのAOR系やブラック・コンテンポラリー系のアーティストの”小遣い稼ぎ”みたいな先入観が僕にはあって(実際そういう仕上がりのものが多い気がしますし)、ふだんあまり積極的には聴かないのですが、このカバーはよかったです。

 

 ユーミンが自演する作品は詞曲、アレンジのクオリティ、その総合力の凄さでボーカルの非力さ(失礼しました!)を打ち消すような働きがあって、実に独特なバランスの均衡を感じるのですが、こういう海外の優れたアーティストが英語で歌うと、彼女の書くメロディーラインの良さ、洗練度が、よりはっきりした形で伝わってくるように思います。

 

 

 

 ベス・ニールセン・チャップマンはテキサス州出身のポップ/カントリー系のシンガー・ソングライター。フェイス・ヒルやトリーシャ・イヤウッドなど数多くのアーティストの曲を提供しています。

 1990年にリリースしたセカンド・アルバム「ベス・ニールセン・チャップマン」の楽曲がJ-Waveなど日本のFM局でもオンエアされていたのをおぼえています。


That's the Easy Part

 

 こちらの曲はベースがリーランド・スカラー、ドラムスがラス・カンケル、ギターにディーン・パークスという素敵な面々がバックをつとめています。 


I Keep Coming Back to You

 

 ユーミンとベスも、どちらも”キャロル・キング”というルーツで重なっているんじゃないかという気がしてきます。

 ベスは現在もコンスタントに活動していて、2年おきくらいのペースでオリジナル・アルバムを発表しています。 

 

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