おはようございます。
今日はビートルズの「アイ・ウィル」です。
Who knows how long I've loved you
You know I love you still
Will I wait a lonely lifetime
If you want me to, I will
For if I ever saw you
I didn't catch your name
But it never really mattered
I will always feel the same
Love you forever and forever
Love you with all my heart
Love you whenever we're together
Love you when we're apart
And when at last I find you
Your song will fill the air
Sing it loud so I can hear you
Make it easy to be near you
For the things you do endear you to me
You know I will I will
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” 誰も知るはずないのさ
僕がどれだけずっと君を愛してきたのかなんて
今でも変わらず愛してるんだけど
このまま寂しい人生を待つだけなのかな
それを君が望むならそうするよ
もし君を見かけることがあって
君の名前を聞き逃しても
そんなことどうってことはないさ
僕の気持ちは変わらない
ずっとずっと愛している この心全部で愛している
一緒の時はいつでも 離れている時だって愛してる
そしてようやく君を見つけたとき
君の歌が辺りを満たすだろう
聞こえるようにもっと大きな声で歌ってほしい
君のそばにいやすくさせてほしい
君のすることが君を愛おしくさせるから
僕はきっと きっと ” (拙訳)
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この曲はポール・マッカートニーがインド滞在中に思いついたと言われています。
同じ瞑想道場に来ていたドノヴァンに聴かせたところ、彼も気に入って一緒に歌詞を考えたそうです。しかし納得のいく歌詞にならず、インドから帰って来てからポールが一人であらためて書き上げました。
曲もアレンジもシンプルですが、そこにヒューマンな温かみを加えているのが、ポール自身による”口ベース”。ベースの音を口でやっているんですね。
確かに同じラインを、本物のベースでやるのをイメージすると、少し存在感が出過ぎるような気がします。絶妙なアイディアですね。
「アンソロジー3」にテイク1が「ホワイト・アルバム」のデラックス・エディションにはテイク13が収録されていますが、口ベースは入っていないんです。これはレコーディングが終わった後、別の日に”口ベース”をプラスしたようです。後になって、思いついたアイディアだったのかもしれません。
この何気ないアイディア一つで曲の印象がかなり変わるわけですから、面白いものだと思います。特にポップスにはアレンジの隠し味はとても重要なポイントのように僕には思えます。
この曲はどうやらテイク67まで録音したそうです。せっかくなので、ホワイト・アルバムのスーパーデラックス・エディションに入っていたテイク29も。ポールが「I Won't」なんて、ふざけています。
最後に、たくさんあるこの曲のカバーの中から、1976年にジャマイカのレゲエ・シンガー、ジョン・ホルトが歌ったヴァージョンを。この方、ブロンディの大ヒット曲「Tide Is High(夢みるNO.1)」のオリジナルを歌っていた人ですね。なかなかハッピーな仕上がりです。
追記:日記のブログ始めました。よろしければぜひのぞいてみて下さい。