おはようございます。今日はレイ・パーカー・Jrの「ウーマン・ニーズ・ラヴ」。朝のワイドショーでチョコレート・プラネットの”Mr.パーカーJr”というネタが子供達に人気だという話題をやっていたので。。。
Ray Parker Jr., Raydio - A Woman Needs Love (Just Like You Do) (Official Music Video)
A woman needs love
(Just like you do)
Don't kid yourself
Into thinking that she don't
She can fool around
(Just like you do)
Unless you give her
All the loving she wants
Don't make the mistake
Of thinking old fashioned
Times have changed
From yesterday
No longer will
Those old double standards
Be accepted
By the women of today
So, when you think you've fooled her
She just might be fooling you
Remember: if you can do it
She can, too
Because a woman needs love
(Just like you do)
Hey, don't kid yourself
Into thinking that she don't
She can fool around
(Just like you do)
Unless you give her
All the loving she wants
When her eyes
Are begging for affection
Don't put her off
Don't make her wait
Don't try to give her
That worn out excuse
About being tired
And working late
I tell ya:
One day you'll come home
Early from work
Open up the door
And get your feelings hurt
Because she needs it
Yeah
(Just like you do)
A woman's got to have it
Yeah Just like you
And if you're smart
(Just like you do)
You better stop fooling around
'Cause she will, too
Now, an example to you
Is by the time poor Jack
Returned up the hill:
Somebody else
Had been loving Jill
A woman needs love
(Just like you do)
Hey, don't kid yourself
Into thinking that she don't
She can fool around (Yeah)
She will fool around, so
(Just like you do)
You better take out some insurance
And be sure she won't
Give her that love
(Just like you do)
That sweet, sweet love
She wants it Just like you
'Cause she can fool around
(Just like you do)
She will fool around
With you or without you
Just like you do
A woman needs love
(Just like you do)
Hey, don't kid yourself
Into thinking that she don't
She can fool around
(Just like you do)
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女性には愛が必要さ キミと同じようにね
彼女は違うって思うことで自分をごまかしちゃダメだ
彼女だって浮気できるんだよ キミと同じようにね
もしキミが彼女が欲しがっている愛をあげなければ
昔風の考えで失敗しないように
時代は日々変化してるんだ
そんな古い男性本位の考え方は
今の女性は受け入れないよ
だからキミが彼女を欺いてるって思ったときは
彼女もキミを欺いてるのかもしれない
いいかい キミにやれるってことは 彼女にもやれるってことなんだ
だって女性には愛が必要なんだ キミと同じようにね
彼女は違うって思おうとして 自分をごまかしちゃダメだ
彼女だって浮気できるんだよ キミと同じようにね
もしキミが彼女が欲しがっている愛をあげなければ
もし彼女の瞳が愛情を求めているなら
先送りにしちゃダメさ 待たせたらダメさ
疲れたとか 仕事で遅くなるとか
使い古された言い訳なんてしないように
いつかある日 仕事が早く終わって家に着き
ドアを開けたら キミは傷つくことになるよ
それは 彼女にも愛が必要だから キミと全く一緒さ
女性にはなくちゃならないんだ キミだってそうだろ
もしキミが賢かったら 浮気はやめることだ
彼女だってするかもしれないんだから
じゃあキミに例え話をしよう
哀れなジャックが丘の上に帰ってきたら
誰か他のヤツがジルと愛し合っていたってさ
女性には愛が必要なんだ キミと同じようにね
彼女は違うって思うことで 自分をごまかしちゃダメだ
彼女だって浮気できるんだよ 浮気するだろう
何か保険をかけたほうがいいだろうな 彼女が浮気しないように
ちゃんと愛するんだ 彼女がキミと同じように欲しがっている
甘く優しい愛を
だって彼女は浮気できるんだ 浮気するだろう
キミがいてもいなくても キミがやるように
女性には愛が必要なんだ キミと同じようにね
彼女は違うって思おうとして 自分をごまかしちゃダメだ
彼女だって浮気できるんだよ キミと同じようにね
女性には愛が必要なんだ キミと一緒さ ” (拙訳)
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当時全米チャート4位まであがり、日本でも人気の高い曲でした。
レイディオは1977年にレイ・パーカーJrが結成したバンド。メンバーのジェリー・ナイトはのちに兄妹グループ”ザ・ジェッツ”の「クラッシュ・オン・ユー」などの共作、共同プロデュースをやっています。
ちなみにグループ最大のヒットになったこの「ウーマン・ニーズ・ラヴ」の直後、レイディオは解散してしまいます。
僕もこの曲はリアルタイムで聴いていたですが、歌詞をちゃんと読んだことがなくて、ずっと、曲調とレイ・パーカーJrの醸し出す雰囲気から、女性に向かって”女性ってのは愛がなくちゃいけない生き物だよね、僕はよ〜くわかるってるんだよ〜”と歌っている、優男(やさおとこ)風のナンパ師の歌だと勝手に思い込んでいました。
しかし、これは男が男に向かって、いい加減浮気をやめないと逆に彼女から裏切られるぞ、って警告している歌なんですね。こんなに甘くソフトな曲にしなくてもいのに、、。
これは、彼がスタジオでギターのダビング作業をしている時に、スタジオのカウチに女性が5人座って男の話をしながら騒いでいたそうで、内容は主に男が逃げてごまかしたりすることへの不満や怒りだったらしく、そこからこの曲の歌詞を思いついたそうです。
さて、この歌詞の途中で唐突に”例え話”でジャックとジルというのが現れますが、これは1977年の彼らの初の大ヒット曲に「ジャック・アンド・ジル」(全米8位)という曲があるんです。
Ray Parker Jr & Raydio - Jack and Jill ( Original Video )
"ジャックは 人恋しくなって
丘の上に座って 一日中ジルの帰りを待っていた
ジルは いつも家を留守にして 電話するのも面倒臭がって
いつも哀れなジャックをひとりにしていた
さあ、どうしてジャックはこっそり丘を降りて行ったのでしょう
それは愛が欲しかったから 愛をジルからはもらえなかったんだ
ジャックは赤ずきんちゃんみたいに
いつもいい子でいようとがんばって
できるだけ待ってみたんだ
ジル もしキミがそんなに長い間彼を家にほったらかしにするなら
関係を続けていくのは ジャックにとって正しいのか間違っているのか?
どうしてジャックはこっそり丘を降りて行ったのでしょう?
それは愛が欲しかったから 愛をジルからはもらえなかったんだ”
(拙訳)
「ウーマン・ニーズ・ラヴ」に出てくる”ジャックとジルの話”が、「ジャック・アンド・ジル」の続きだということなら、ずっといい子で待ってたけど相手にされす、我慢できなくなって丘を降りて行ったジャックが、丘に戻ってみるとジルが他の男とデキていた、という話になるわけで、それはいくらなんでもジャックがかわいそうだと思うのですがどうなんでしょう?
それに、彼女に放っておかれた寂しい男の話を、こんな軽快で元気な曲にしなくても、と思うのですが、この元祖"ミスター・パーカーJr"は相当なひねくれ者なんでしょうか?
さて、この「ジャック・アンド・ジル」にもまた”元ネタ”があります。
Jack And Jill Nursery Rhymes for Children
ジャックとジルは丘に登った バケツ一杯の水を汲みに
ジャックは転んで落ちて 頭を打った(王冠が壊れた)
ジルもその後から転がり落ちた
ジャックは起き上がると家に向かって走った
なるべく早く 飛び跳ねながら
ジャックの母さんは頭にビネガーをつけて
茶色の紙を巻いたとさ (拙訳)
おいっジャック、転んだジルを放ったらかしにしてるぞ!そんなことしてるから将来浮気されることになるんだよ!なんて突っ込みたくなりますが、それはともかく、マザーグースの中でもこれは有名な曲のようです。シェークスピアの「真夏の夜の夢」にもジャックとジル、というのが出てくるそうです。
ジャックとジルといえば、男と女の代表的な呼称として英米ではピンとくるのかもしれませんね。
そして、その前提があればこそ「ジャック・アンド・ジル」は大ヒットし、それをまた「ウーマン・ニーズ・ラヴ」にもさりげなく反映させているというわけです。
”元祖Mr.パーカーJr”さんは、なかなかの策略家のようですね。


