まいにちポップス(My Niche Pops)

令和初日から毎日、1000日連続で1000曲を選曲しました(苦笑)。古今東西のポップ・ソングをエピソード、歌詞の和訳、マニアックなネタ、勝手な推理、などで紹介しています。みなさんの音楽鑑賞生活に少しでもお役に立てればうれしいです。みなさんからの情報や思い出話などコメントも絶賛募集中です!text by 堀克巳(VOZ Records)

「キープ・ユア・スマイル(Keep Your Smile)」イングランド・ダン&ジョン・フォード(1978)

 おはようございます。

 今日はイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(昔はジョン・フォードと表記されていました)。日本のコーヒーのCM用に作られた曲です。

 まずはそのCMの映像を。


Kazumi Kurigami - Maxwell Blendy - Paul Newman Mustaches

 ポール・ニューマンですね。ただただ、かっこいい、、、。

 それではフル・コーラスで。


Keep Your Smile 

 ”  朝が来て 太陽の光が君の部屋に差し込むと

  君は急ぎ出す

  また1日がもうすぐ動き出すから

  やらなければいけないことがたくさんある

  でも あわてないでいこうよ

 

  笑顔をキープしていこう

  どんな気持ちのときも変わらずに

     笑顔をキープしていこう

     どこに行こうともね

 

  夜になって 

  やれることはみんなやったって

  君は一息いれる

  そして平和な気持ちで自分を満たすんだ

  明日はずっと続いてゆく

  繰り返し繰り返しやってくる

 

  幸せは 君の心のどこかに隠れている

  だから、心の深い場所を覗き込んだら 

  光がずっと輝いていることに気づくよ” (拙訳)

 

  ふさいだ自分の気持ちを少し楽にしてくれたりする音楽は、希代の名曲と呼ばれるものばかりじゃないですよね。なにげないポップソングのほうがいい時が僕にはあります。この曲もそうです。当時僕は中二だったんですが、ただポール・ニューマンに憧れていたから今もすごく印象に残っているだけかもしれないですけど、、。

 

 70年代から80年代は、日本の洋楽への憧れと経済的成長の曲線がぴったりマッチして、”日本資本の洋楽”が作られていました。(洋楽のプレイヤーが演奏する邦楽もですね)

 この曲も、TOTOスティーヴ・ルカサー(G)、デヴィッド・ハンゲイド(B)、ドラムスがユーミンの「14番目の月」浜田省吾「Home Bound」で日本でも知られているマイク・ベアードなど、当時のアメリカ西海岸の凄腕ミュージシャンが集まって作られています。

 

 歌っているイングランド・ダン&ジョン・フォードは、アメリカでも大ヒット曲を持っていますが、日本でもすごく人気の高いデュオでした。

 ちなみに、イングランド・ダンの”イングランド”はニックネームで、アメリカ人でいながらビートルズなどのイギリスのバンドが好きで、時々イギリスのアクセントでしゃべることがあったからだそうです。

 彼らが最初に売れた国は、なんと日本でした。曲は「シーモンの涙(Simone)」。


イングランド・ダン&ジョン・フォードEngland Dan & John Ford Coley/シーモンの涙Simone(1972年)

 彼らが本国アメリカでブレイクするのがその4年後、1976年ですから結構下積みが長かったわけです。

 曲は「秋風の恋(I'd Really Love to See You Tonight)」。全米最高2位の大ヒット。

 僕は『ロング・キス・グッドナイト』(1996)という映画の中で、サミュエル・L・ジャクソンが好きな曲として歌っていて、本人と曲のギャップがすごくて妙に印象に残っています(映画の内容は忘れましたが、、)。


I'd Really Love to See You Tonight

 

 

VERY BEST OF

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