おはようございます。
お正月三が日の曲を”Happy"でいきましたので、今日は”Lucky”でいきたいと思います。1973年のイギリス映画の主題歌です。
歌っているのはアラン・プライス。古い洋楽ファンにはアニマルズのキーボーディストとして知られています。彼らの代表曲「朝日のあたる家」はアランのオルガンが印象的な曲でした。
The Animals - House of the Rising Sun (1964) HD/Widescreen ♫♥ 55 YEARS & counting
アニマルズをやめると、彼はアラン・プライス・セットと言う自身のグループを立ち上げます。そして、まだよく知られていなかったランディ・ニューマンの曲をいち早く取り上げイギリスでヒットさせます。曲は「サイモン・スミスと踊る熊」。
Alan Price Set - Simon Smith & his amazing dancing bear 1967
そして、1971年には1960年代のブリティシュ・ロックを代表するもう一人のオルガン奏者(キーボーディスト)ジョージィ・フェイムと共演アルバムを制作しています。
Alan Price & Georgie Fame - Rosetta 1971
その後、彼は映画監督リンゼイ・アンダーソンと関わるようになり、彼の映画「O Luckt Man!」の映画音楽を担当することになります。
"キミには信頼できる友達がいると思っているのなら、キミはラッキー・マンだ
キミが自分が生きてゆく理由を見つけているなら ラッキー・マンだ
説教者も詩人も学者もそれを知らない
寺院も偶像も教会の尖塔もそれを教えちゃくれない
キミが自分らしくあるなら キミはなりたいものになれるんだよ” (拙訳)
映画は「時計じかけのオレンジ」で有名なマルコム・マクダウェル主演のコメディ映画です。オープニングや劇中にこの曲をはじめとするアランのバンドの演奏が挿入されています。