おはようございます。
”一文無しで おかしな服着て
好き勝手にのびたボサボサ・ヘアー
だけど愛が育ってゆくんだ ローズマリーが行くところでは
そして僕みたいにそれを知っている人はいない
気だるそうなしゃべり方 みんな、彼女をイかれてるって言う
彼女の生活は謎なんだ
だけど愛が育ってゆくんだ ローズマリーが行くところでは
そして僕みたいにそれを知っている人はいない
僕の手を握る彼女の手には何か特別なものがある
すごくいい気分になるんだ
だからこう言わなくちゃ 彼女はマジで魔法を知っている
それも、すごく効くやつさ 僕が逃げられないほどの
僕はラッキーなやつさ だから彼女に言わなくちゃ
いつまでも愛してるってね
だって愛が育ってゆくんだ ローズマリーが行くところでは
そして僕みたいにそれを知っている人はいない
僕の手を握る彼女の手には何か特別なものがある
すごくいい気分になるんだ
だからこう言わなくちゃ 彼女はマジで魔法を知っている
それも、すごく効くやつさ 僕が逃げられないほどの
僕はラッキーなやつさ だから彼女に言わなくちゃ
いつまでも愛してるってね
だって愛が育ってゆくんだ ローズマリーが行くところでは
そして僕みたいにそれを知っている人はいない
彼女のいるところどこでも愛は育ってゆくのさ
僕のようにそれを知っている人はいない
君ももし彼女に会ったら 二度と忘れられなくなるよ
僕のようにそれを知っている人はいない
それを見たなら 信じてよ
僕のようにそれを知っている人はいない ” (拙訳)
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She ain't got no money
Her clothes are kinda funny
Her hair is kinda wild and free
Oh, but Love grows where my Rosemary goes
And nobody knows like me
She talks kinda lazy
And people say she she's crazy
And her life's a mystery
Oh, but Love grows where my Rosemary goes
And nobody knows like me
There's something about her hand holding mine
It's a feeling that's fine
And I just gotta say
She's really got a magical spell
And it's working so well
That I can't get away
I'm a lucky fella
And I've just got to tell her
That I love her endlessly
Because Love grows where my Rosemary goes
And nobody knows like me
There's something about her hand holding mine
It's a feeling that's fine
And I just gotta say
She's really got a magical spell
And it's working so well
That I can't get away
I'm a lucky fella
And I've just got to tell her
That I love her endlessly
Because Love grows where my Rosemary goes
And nobody knows like me
It keeps growing every place she's been
And nobody knows like me
If you've met her, you'll never forget her
And nobody knows like me
La la la- believe it when you've seen it
Nobody knows like me
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以前このブログで紹介しましたアーチーズやザ・ルベッツのように、このエジソン・ライトハウスも曲ありき、企画ありきで集められたスタジオ・ミュージシャンによるグループです。
作ったのはイギリスのソングライター、プロデューサー、トニー・マコウレイ。作詞したのは当時の彼の奥さんだったようです。このときの彼はヒット曲を連発していてまさに勢いに乗っていました。彼のヒット曲の多くは、モータウンをサウンドのベースにした軽快でポップなもので、間違いなく彼なりの”ヒットの法則”があって、それに基づいて作られていたのだと推測されます。
この曲は”ローズマリー”という女性が主役で、曲の副題にも名前が入っていますが、これはトニーから奥さんに、歌詞に女性の名前を入れてくれとリクエストしたそうです。その当時、女性の名前が入った曲が売れていたので、”何匹目かのどじょう”を狙ったわけです。
”お金もなくて、ヘンな服着て、髪の毛はぐちゃぐちゃ、でもローズマリーの行くところ、恋が始まっちゃう。それをみんな気づいてないけど、僕は知ってる”
そんな歌です。
ちょっと変わっているけど、なんか魅力のある女の子に恋をしてしまう、というストーリーは昔からたまにドラマや映画にもなりますよね。
ちなみに、タイトルの"Love Grows"。愛が「育つ」ってあまり使わない表現ですが、
ローズマリーという名前はハーブの名前でもあるので、植物に使う”Grow”という単語をわざと使っているわけですね。
それで、この曲の邦題の「恋のほのお」はGrowをGlow(炎の輝き)と取り違えてつけられたのではないかと思い当たったのですが、真相はどうなのでしょうか?
久しぶりにこの曲を聴き直して、あっこれ、郷ひろみの「男の子女の子」じゃん、この曲をベースにしてたのか、、、と気づきました。もう、50年近くたつのに、今さらなんですが。。
ひょっとしたら、これはその筋(?)では常識なのかなと思って検索したら、もちろん何名か指摘されていましたが、思ったより控えめな感じでした。いわゆるパクリ、のような完全に真似ている部分がないからかもしれません。
「恋のほのお」をベースにしつつ、当時人気のあった日本のグループサウンズなどいくつかの曲を参考にしていたんじゃないかと僕は推測します。
ちなみに「男の子 女の子」の作曲者は筒美京平。イギリスの”ヒット職人”の曲をもとにして、がらっと日本仕様に作りかえた、日本のヒット職人の見事な技、やっぱりすごいなあと思います。
この曲のように ”企画ありき”で作られたグループの大ヒット・バブルガム・ポップ